子どもに火のつけ方を教える

2017.03.24 23:46|アイルランドで子育て
我が家の暖房設備は薪ストーブが要です。
(ブログ記事→「できることから始めよう ストーブとお湯の暖房」

ちょっと寒くなってきたな、と思ったら古い新聞紙を何枚か丸めてストーブに投入、その上に小枝などをうまくアレンジして載せ、マッチを擦って火をつけます。燃えてきたらすかさず大きめの薪をいくつか投入していきますが、これもコツのようなものがあってうまくやらないと途中で火が消えてしまうこともあります。

ボタンひとつで家が温かくなるのと比べると、これはちょっとした家事です。手は汚れるし、手間もかかる。

そこで、この冬から私が忙しい時には9歳の息子と11歳の娘にストーブをつけてもらうことにしました。

第一の関門はマッチを擦ることです。
細いマッチはすぐに燃えて、指をやけどするのではとこわがる子どもたち。
「絶対できない!」と抵抗する子どもたちに、「ほら」と何度かマッチを目の前で擦ってあげて、突然火がつくわけではないこと、しばらく持っていてもまったく熱くないことを教えてあげると、やっと挑戦する気になってくれました。

お次は肝心のストーブ。
しかしこちらは、夫や私がやっているのを日々見ているせいか意外に手際よく薪を入れていきます。

火をつける練習2017 (4)

上手上手。
ストーブに火をつけることができるようになると、「今夜は私がつける!」と言って喜んでやってくれるようになりました。助かる!

こんな小さな子どもたちに火のつけ方を教えるなんて、危険じゃない?という声が今にも聞こえてきそうです。
しかし、私も同じ部屋にいるし少しでも危なっかしいことをしていれば(一度もありませんが)すぐに気がつきます。
「火をつけて暖をとる」という行為は昔から人間の知恵であったわけですし、生きる力であると考えているのでむしろ当たり前に子どもに教えたいと思います。

勝手にやらせたりはもちろんしませんが、少しは失敗ややけどもしながら火との程よい距離を学んでいってもらえたらと思っています。

「危ないからやらせない」の一辺倒だと、子どもたちの可能性や好奇心の一部も一緒に奪っている気がしてなりません。リスクのない世界は神話の中だけ。リスクは承知で上手く付き合っていくスキルが大事なのかな、と思います。


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望月えりか

Author:望月えりか
ウェブサイト「アイルランド田舎生活」のブログ版、日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎをしているほか、アイルランド伝統音楽の魅力を紹介するプロジェクト「ブラックバードミュージック」を運営しています。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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