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冬の楽しみ、狩り

2018.01.10 23:55|動物と暮らす
2018年の年が明けました。アイルランド不定期便の読者の皆さま、いかがお過ごしですか?
2週間あったクリスマス休暇も終わり、今週から子どもたちは元気に学校に戻っています。私はやっと自分の時間が取れるようになり、ちょっとホッとしていたりして。
誰もいない静かな午後、リビングルームの大きな木のテーブルにラップトップを開けて、 Rooibos Teaをポットにたくさん作って、今この記事を書いています。

さて、本日はアイルランドの1月らしい、冬らしいトピックをご紹介したいと思います。

エニスの町に長年通いつめているレストラン&デリ。
おいしい食材を使った料理で定評のある家族経営のお店で、入るといつも知った顔のあるなじみの場所です。

ここのオーナーのティージェイは実はフィークルの人で、村のパブやお店でもひょっこり出くわすことのある地元の人です。
いつものようにランチを求めに入ると、せわしなく働くティージェイが「コンニチワ!」と声をかけてきます。
「エリカ、今週末にフィークルで狩りがあるんだけど、君んとこのリラとイーヴィー、一緒に参加しないかな?」

狩り。こちらでは「Hunt」と呼ばれますが、以前にも不定期便で触れたことがありますね。
(過去の記事→「日曜日は狩りの日」)

「狩りの経験なくても大丈夫!僕がずっと付き添ってあげるからさ、絶対に楽しむと思うよ!」と強く押され、我が娘リラと近所の友だちイーヴィーは東クレア狩りクラブに一日参加させてもらうことになったのでした。

当日、フィークルの村まで下っていくと、既にたくさんの人、馬、そして犬が集まっています。

ハント2017年1月 (33)

リラは緊張しているけど、馬のディーノは何やらいつもと違う様子に興奮気味。

ところで皆さん、この写真を見て何か足りないと思いませんか?

ハント2017年1月 (27)

そう。鞍がない。のです。
乗馬と言えば普通は革製の鞍、サドルと呼ばれるものを馬の背中に設置して、更に足をかける金具も設置して・・となるのですが、この子たちは馬の背中にそのまま乗ります。
乗馬をきちんと習った人にとってはとんでもない話で乗馬の基礎を覆してしまうわけですが、歴史の中で見るとモンゴルやネイティブアメリカンの人たちは鞍を使わずに馬に乗ることで知られています。

ハント2017年1月 (8)

ティージェイが迎えに来てくれました。
「鞍なしで馬に乗れる子どもが地元にいるなんてすごいことだよ!ぜひ狩りクラブのみんなに見てもらわないとね」
どうりで彼女たちを熱心に誘ったわけです。

ハント2017年1月 (7)

いよいよ牧草地に入ると、狩りを見に来ていたフィークル小学校の子どもたちが集まってきました。
「リラがいる!」「リラが馬に乗ってるよー」

ハント2017年1月 (6)

ホーンの音が少しずつ近くなってきました。
いよいよ合流です。

来た来た!

ハント2017年1月 (3)

小雨の中、狩りクラブのメンバーたちが丘を越えてやって来ました。
この風景、圧巻です。

ハント2017年1月 (2)

このあと3人は狩りのグループとしばらく一緒に走ったらしいのですが、途中からティージェイの知り合いのお宅を訪ねたりと寄り道をたくさんしたのだそう。ティージェイは各お宅でいただくウィスキーを飲み過ぎて酔っ払い、村に戻る頃には「独り言ばっかり言ってた」ということで、とっても頼りになる付き添い人を果たしてくれたのでした。



同じクレア州で撮影された狩りの短い動画がありましたのでご紹介します。

ティージェイは今でも「リラ、また狩りに行こうよ!今週日曜日だよ!」と誘ってくれますが、リラはやや訝しげな顔・・。
「またはぐれてお酒飲んじゃうからな~」

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望月えりか

Author:望月えりか
書く人。日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」(出版舎ジグ)
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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