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買うことと作ること

2016.01.04 01:09|手作りのある暮らし
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2016年の最初の記事、何を書こうかしらといろいろ考えていましたが、少し前に途中まで書いて下書きに入ったままだったものをまとめてみることにしました。

さて。
「手作りの暮らし」というフレーズがあります。

いい響きのフレーズです。
いいな、憧れるな、と思います。

私も、自分たちのできる範囲でなるべく手作りの暮らしをしていければと思っています。
実際、「自分たちで作れるからもう買わないもの」が少しずつ増えてきました。

例えばジャム。もうスーパーのジャムの棚の前に立ち尽くすことはありません。どんなブランドのジャムも、我が家の自家製ジャムには勝てません。

野菜なら、ジャガイモ。玉ねぎ。ニンニク。家族が食べる1年分を畑で育てています。

パンの購買にも無縁です。アイルランドの伝統的なパンであるソーダブレッドは夫が、シンプルな白パンは私が、それぞれ自宅で焼いています。

自家製酵母パン作り (2)2

一方で、自分たちではどうしても作れないものもありますね。
我が家の場合なら、例えば紅茶、小麦粉、チーズをはじめとした乳製品。食品だけでなく、電化製品をはじめ家具、靴、衣類など生活必需品のもろもろも、私の手では作ることができません。

そんな時は、それらのものを作るのが得意な誰かに作ってもらって、それをお金と交換にして私たちは入手している。
今はその「誰か」が大手メーカーや企業になっているので感じにくいかもしれませんが、昔は家具職人、靴職人、仕立て屋さんにお金を払って作ってもらっていました。
自分ではどうしても作れないから、他人に作ってもらう。その代償に、お金を払う。この構造が消費社会の起源ではないでしょうか。

仕立て屋
(今でも続くカーロウ州の仕立て屋さん)

手作りの暮らしを実践していると、「買うこと」と「作ること」をより対比してとらえるようになります。

そしてある日、お店の棚に並ぶ商品を、まったく違った視点で見ている自分に気がつきます。
一つの商品を手に取って「・・・・・これ、自分で作れないのかな?」と自問している自分。
手作りの暮らしへ、ようこそ。

この意識がもたらしてくれる恩恵は大きくて、それまで手に取っていた商品の原材料を見るようになったり、必需品だと思っていたものが実はそうでないことが分かったり、違う発想で消費をとらえるようになったり。しまいには自分のライフスタイルまで変わってきてしまいます。

スーパーに陳列する有名メーカーのドレッシング。今日は青じそ?それともごま風味?
いえいえいえ。
自分だけの美味しいドレッシング、自分のキッチンで作りましょう。多めに作って瓶に詰めれば保存もできます。

手作りの暮らし。
簡単で身近なところからひとつ、はじめてみませんか?


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望月えりか

Author:望月えりか
書く人。日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」(出版舎ジグ)
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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