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日本とアイルランドの間を生きる

2014.11.14 16:04|家 族 / 故 郷
おとといの夜、日本からアイルランドの自宅に戻りました。
成田空港からの便は空席もあり、比較的ゆったりと過ごすことができたのですが、それでも長旅であることには変わりません。横浜の実家を朝の8時前に出て、フィークルの我が家に着いたのがアイルランド時間の9時過ぎ(時差の関係で日付は変わらず)。日本時間にすると朝の6時ですから、ほぼ一日がかりの旅です。遠いなあ。

さて、大荷物を抱えてアイルランドに帰国した我がオコナー家。
「手荷物は一人につき一つ」の規定に反して、何やらごそごそと持っていきました。チェックインの際には手荷物にタグが貼られるのですが、ヴァージンアトランティックの女性も見て見ぬふりをしてくれました。ありがとう・・。

その手荷物の中身。
それは、日本の食器です。

日本の器2014 (2)

夫も私も和食器が大好きで、日本に行くたびに食器を購入しています。
今回は、たまプラーザの東急百貨店でお茶碗をたくさん買いました。我が家には食器を割ることがやたら得意な人がいますので、お茶碗がたった一つしか残っていなかったのです。これで当分は持つでしょう。気をつけてね、パットさん・・!

滞在中、ちょうど実家のある団地で自治会による「けやき祭り」というイベントが行われていて、住人の方々によるフリーマーケットが出ていました。新品同様の陶器や漆塗りのボウルなどが50円、100円という単位で売られているのを目にした私たち。ものの10分で嵐のような衝動買いをしてしまいました。

日本の器2014 (1)

ああ、いいですねえ、日本の食器!
使い勝手の悪くなっていた急須の代わりに、岩手県産の南部鉄器の急須も購入しました。大切に使い込んでいきたいと思います。

さて、アイルランドで和食器を使うことや和食を作ることが、不自然に感じることがよくあります。
ここで手に入らないものを、日本からわざわざ取り寄せることに違和感を感じるのです。それは架空のものを追い求めているようで、私の生活として地に足がついていないような居心地の悪さです。
これからも私はアイルランドに暮らし続けるので、私の周りに存在するものをありがたくいただきながら生活していきたいなあと思います。
でも一方で、私の故郷日本を忘れてしまうのはあまりに寂しい。そして、どこに暮らしていても私はいつまでも日本人です。

気を張らず、私は私。日本とアイルランドの間を生きていけばいいのではないかしら。
土のような手触りの和食器たちが、そう言ってくれているようです。



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望月えりか

Author:望月えりか
書く人。日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」(出版舎ジグ)
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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