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ファーマー気分で干し草作り

2014.07.10 06:23|アイルランドで畑仕事
先日こちらのブログでお伝えした、我が家の草刈り(「芝生にさようなら」)。

刈った草は一体どうしたのか、というと。
好天続きと刈った草の量があまりに豊富だったので、満足した夫が「ヘイコック(Haycock 干し草の山)を作る!」と言って、こんなものが出現しました。

干し草作り2014年6月 (1)

これは家の裏にこしらえた干し草の山。

アイルランド人の友だちが以前「僕ら地方のアイルランド人は、先祖が農家じゃない人のほうが少ないんじゃない?」と言っていましたが、それだけアイルランド人にとっては農業が身近な存在なのかもしれません。
夫の場合も例にもれず、夫の父方はケリー州北部の小さな村の農家でした。

夫が子どもの頃は、毎年夏休みになるとケリーの田舎に遊びに行って、牛や豚の世話をしたり、牧草地に出て干し草を作ったりしていたのだそうです。
そんなわけで、ヘイコック作りも基本が分かっている、我が夫。

まずは刈った草を数日後にフォークを使って裏返し、草を完全に乾かします。
乾いた草を集めて、山を作っていきます。干し草の山は、場合によってはとんでもなく大きいこともありますが、ようは雨が降っても干し草の表面を流れていくだけで、雨が中に浸みこまない形であればよいのです。

干し草作り2014年6月 (7)

こちらは家の前に作ったほうのヘイコック。合わせて二つのヘイコックを作りました。

干し草はアイルランドの夏の風物詩で、家畜たちの冬のご飯です。
でもさ、ファーマーでもないのにこの干し草の山、どうするのかね。

近所に馬を数頭飼育している女性がいて、「トリクシーにあげようかな」と言います。

電話で連絡すると、大喜びで取りに来てくれました。
「本当にいいの?こんなにたくさん!買ったら結構するのよ」ということで、古いトラクターを何往復もさせて彼女の納屋まで運びます。

干し草作り2014年6月 (9)

リラとショーンが口にくわえているものは、草の一端。
どこで見たのか知りませんが、「ファーマーはこうするんだよ」ということのようです。へ~。

この干し草の山一つで、大型の馬1か月分の食糧になるとか。
「ただでもらうなんて悪いから、その代わりにうちの馬の糞をあげるっていうのはどう?明後日トラクターで持ってくるから!」というトリクシー。いつの間にか、物々交換成立です。

馬糞のプレゼントはいつでも嬉しいわけですが、これから毎年干し草を作るのであれば、やっぱり自分たちのところで動物を飼いたいわね。
トリクシーに相談すると、「この土地の大きさなら、ポニーが飼えるわよ」、「ヤギもいいんじゃないの?」とのこと。
おっ、いいねえ、馬より一回り小さいポニーなら、リラも乗れるかもしれない。ヤギを飼ったら、乳しぼりもできるかも・・・う~ん、なんだか面白くなってきた!と、ますます夢が膨らみます。
あ、だんだんファーマーみたいになってきたぞ・・!


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望月えりか

Author:望月えりか
書く人。日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」(出版舎ジグ)
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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