風の国、アイルランド

2014.01.07 07:42|アイルランドの自然
アイルランドではクリスマスの数日前から学校が休みに入り、2週間ほどのクリスマス休暇が始まります。
子どもたちの学校がなくなるだけで朝ものんびりと時間が流れ、今年はいかにも休暇らしい時間を過ごすことができました。
それにもかかわらず、今年のクリスマス休暇中のお天気はあいにくの荒れ模様。学校が始まった今日も大西洋からやって来る低気圧の渦は濃く、雨風の強い天気です。

クリスマスの翌日には大嵐がやって来て、アイルランド各地の交通網が麻痺してしまいました。特にひどかったのは私の住むクレア、ケリー、コークというアイルランド南西部です。
翌日の新聞には「過去15年間で最大のストーム到来」と出ていたので、相当な風が吹いたのでしょう。ハリケーン並みの風速を観測したところもあったそうです。

翌朝、家の電話が通じていないことに気がつきました。さっそくエアコム(Eircom)に知らせましたが、嵐のあとで7,500人以上の人々が電話とブロードバンドサービスが途絶えたということで、「数日間はかかるかも」と言われ、結局5日目の大晦日の日になってエアコムのエンジニアさんが来て直してくれました。
エアコムの社員さんたち、きっとお休み返上で働いていたことでしょうね。

我が家は電話だけだったからよかったものの、停電をした家も多く35,000人ほどの人たちが電力なしでこの夜を過ごしたそうです。アイルランドの人口が450万人強ですから、すごい数字です。
クリスマス休暇に停電・・・嫌だなあ。

ほかにも学校の屋根が吹き飛ばされたり、木が倒れて道路が封鎖されたりと被害が相次ぎました。

大嵐2013 (1)
(我が家の近くでも、こんな風景があちらこちらに)

昔住んでいた家の近くを子どもたちと歩いたら、大きなブナ(Beech ビーチ)の木が根っこごと持ち上げられて倒れていました。まあまあ、こんなに立派な木まで倒れてしまってかわいそうに・・と思っていたら、子どもたちはこれを見て「ママ~!この木に登ってもいい?!」
う~ん、確かにこの木の倒れ方、「登りたい」気持ちをくすぐるわね~。というわけでさっそく失礼して・・・。

大嵐2013 (3)

雨による被害もひどく、浸水した家や町、特に海岸線は波が異常に高く深刻な状況です(とは言え、一部のサーファーたちはめったにない高波に大興奮だそう)。

アイルランドは雨の国ですが、風も相当に吹きます。
雨と風、アイルランドに住んでいればどちらも避けることはできないお天気ですが、一般的にはアイルランド北部は雨より風、南部は風より雨、と言われています。

さあ、あなたはどちらがいい?う~ん、厳しい選択だなあ。



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望月えりか

Author:望月えりか
ウェブサイト「アイルランド田舎生活」のブログ版、日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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