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アイルランドの出生率はヨーロッパでナンバーワン

2013.12.10 22:12|アイルランドで子育て
12月に入り、アイルランドも冬真っ只中です。夕方、ストーブに火をつけるのが日課となっていますが、点火する際我が家はいつも古新聞を使います。
古新聞を数枚、ぐしゃぐしゃと丸めてこれをストーブの中に配置し、その上に小枝など小さな薪を乗せてからマッチで火をつけるのです。

古新聞を丸める際に、新聞記事をいつも何となく読んでから使うのが私たちの癖で、夫も「ストーブつける」と言っておきながらストーブの前に座り込んで、しばらく新聞記事を読み耽っているなんていうことがしばしばです。

昨日もそんな風にしてこれから燃やす新聞に目を通していると、こんな記事がありました。

「アイルランドの新生児の死亡率、10年間で3分の1に」

医療環境が良くなったという内容のものでしたが、ほかにもアイルランドの新生児についての面白いデータが載っていました。

それによると、去年2012年にアイルランドで生まれた新生児の数は71,986人。2009年の76,000人をピークに、アイルランドの出生率はどんどん落ちているということです。
一方で、アイルランドの出生率はヨーロッパ諸国の中では相変わらずナンバーワンだそうで、1000人当たり15.6人という数字です。ヨーロッパの27か国の平均は10.4人ですから、1.5倍ほど多いことになります。
2011年のデータでは、一人の母親の持つ平均の子どもの数は2.05人。アイルランドがもちろんトップで、続けてフランスの2.01人、UKが1.96人。最低だったのはハンガリーで、1.23人でした。

2years6monthsLELAwithSean1.jpg

出生率のほかにも、こんな統計が記事の中にはあって面白く読みました。

まずは2012年に自宅出産で生まれた新生児の数です。
およそ10年前の2003年から25%も落ち(2003年は236人)、わずか176人だったそうです。

そして、アイルランドの新生児の平均体重は、3,502グラム。(双子などは2,420グラム)
日本の新生児のそれと比べると、アイルランドの赤ちゃんたちは500グラムほども大きいのではないでしょうか。
そういえば、我が子たちも3,500グラム前後で生まれてきました。日本の家族や友だちには「大きいねえ!」と言われましたが、アイルランドではごく平均値だったのです。(ま、私はれっきとした日本人なんですが・・)

リラ誕生

アイルランドの子だくさんは、カトリックという宗教的な背景がもちろんありますが、社会の様子を見ていも子どもが非常に大事にされているように感じます。赤ちゃんの誕生は、女性だけでなく男性にとっても人生で最大の喜びであり、家族を持つことの幸せが何より尊ばれているのです。

1year10monthsLELAwithJohns1.jpg
(エニスの実家で、いとこたちと遊ぶリラ)

日本の出生率は1.41人(2012年)。
さまざまな要因があることと思います。しかし、子どもを安心して産める社会というのは、豊かな暮らしの一つの指標になることは間違いありません。



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望月えりか

Author:望月えりか
書く人。日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」(出版舎ジグ)
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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