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日曜日は狩りの日

馬を数頭飼っている隣町の友人に会いました。
「そういえば、今週の日曜日には君んちの家のほうで狩り(ハント)があるよ」とのこと。

英語では「Hunt(狩り)」と呼ばれるこの風習は、馬に乗った人々が猟犬を従えて森や牧草地などを走る行事のことです。
昔は農家の家畜を襲うキツネを狩る(Foxhunting)目的で行われていました。現代では乗馬を趣味とする地元の10代の子どもたちから大人までが集まる社交の場、娯楽として楽しまれています。
このタイプの狩りの伝統はヨーロッパの国々にもみられますが、アイルランドでは今でも大変人気で、全国に80以上のハンティングクラブがあります。観光客が参加できるホリデーツアーなどもあるようです。

私の暮らす東クレアでもこの狩りが盛んで、遠くから大勢の犬たちの吠える声が聞こえると「あ、今日も狩りをやっているな」といった具合で、日常の風景です。
狩りの日はほぼ決まって日曜日で、日曜日の夕方などに地元のパブに行くと、狩り帰りの人々が食事とお酒を楽しんでいる場に出くわします。パブの外に犬を入れるトレイラーをけん引する車や、馬を運ぶトレイラーが連なっているのがサインです。

さて、我が家の近くにやってきた「狩り」。
友人に教えてもらった時間帯に外に出て待っていると・・聞こえてきました、いつもの犬たちの雄たけびが!
狩りの時に聞こえる犬の鳴き声は、「ワンワン」というものとは別物で、「アウーン」というようなオオカミの鳴き声に近いです。まさに獲物を求める犬たちの野生の声。
犬の種類はグレイハウンド、ビーグル、ポインターなどが中心です。

娘のリラは、近所の友だちと「近くで見てくる!」と言ってメインの通りに走っていきましたが、私はショーンと家の前で待機。
すると牧草地を挟んで反対側に、大勢の人と馬が見えてきました。

ハント2

どこどこ?

ハント1

あ、いました!すごい数!これだけの馬が連なる風景は、何て優雅で凛々しいんでしょう。
多くの人は黒のヘルメットに細身のパンツ&ブーツという正装で、これまた絵になります。

もうちょっと近くで見れたらもっとよかったのですが。ま、いいね、またすぐにやるでしょう。

ハント3
(狩りの風景)

本物のキツネを追っていたのは昔のことで、今は獲物の匂いを含ませたバッグを地面に引きずってルートを作り、これを犬たちが嗅ぎ分けて追う、という格好のようです。馬と人は、犬たちの後ろを追います。

アイルランド。
やっぱり馬の国だなあ、と改めて思います。


ビデオもありました。


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望月えりか

Author:望月えりか
書く人。日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」(出版舎ジグ)
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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