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お疲れさま、電気ケトル。

2012.05.07 22:21|アイルランド的生活
つい最近、長年使い続けた電気ケトルがとうとうだめになりました。

私が2004年に来た時には既に夫のキッチンに居座っており、4年前にこの家に越した際も一緒に連れてきました。
そもそも夫がロンドンに住んでいた頃にフリーマーケットで購入したのだそう。ということは、既に中古品だったわけですね。Russell Hobbsというイギリスのメーカーのこのケトル、デザインも古臭く、決して見た目麗しいものではありませんでしたが、これだけ長い間使っていれば愛着も湧くというものです。

電気ケトル

夫との付き合いはなんと25年に及びました。
電化製品もここまで長持ちしてくれると嬉しくなります。
いつの間にか我が家の自慢のケトルとなり、ことあるごとに夫が「このケトルはね・・」とその歴史を語り始めます。モダンなケトルに比べると勝手も悪くてお湯を沸かしている間はやけにうるさいし、我が家のキッチンにも不釣合いなこと甚だしいケトルでしたが、同時に我が家のキッチンの顔でもありました。
人生を全うしたかのような最後は電気が伝わらなくなり、静かにこの世を去ったかのようです。まさに有終の美。

心から「お疲れさま」と言ってあげました。
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テーマ:アイルランド不定期便
ジャンル:海外情報

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望月えりか

Author:望月えりか
書く人。日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」(出版舎ジグ)
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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