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エネルギーを考える

2012.03.13 00:08|環境 / エネルギーを考える
震災から一年が経ちました。この数週間は震災とその後の日本という自分の国について考えている時間が多いように感じます。今日は私なりの考えをまとめてみたいと思って記事を書きました。少々堅い文章になってしまいますが、読んでいただけたら幸いです。

皆さんはエネルギーについて考えたことがありますか。
電気やガスなどは当たり前に私たちに供給され、私たちはそれを日常的に消費しながら暮らしています。

震災が起きた時、日本人の誰もが感じた思いがありました。
「私たちに今何ができるだろう?」

被災地の現状は今でも厳しく、多くの難題を抱え、辛い思いをしている方々がたくさんおられます。
そんな中、私たち日本人一人ひとりにできることは今でもたくさんあると思います。
原発について考える、脱原発に向けてアクションを起こすことも、この震災が残した私たちにできることの一つではないかと思います。

震災直後の原発事故で、私たちはどんなに恐ろしい思いをしたか。あの国民一人ひとりが肌で感じた恐怖、明日どうなるかも分からない不安、あの精神的負担。私は食事ものどを通らなかった、不安で眠れなかったあの数日間を絶対に忘れません。あんな経験は二度としたくないと思います。

電力が足りないから原発を再稼動させよというのは的外れに感じます。
原発の問題は経済の問題ではないからです。国民が健やかに生活をしていく上で、むしろ経済活動のほうが歩み寄らなければならない問題ではないでしょうか。
経済を最優先にして成長してきた日本。今、そのつけがまわってきている気がします。

電力をもとの量に増やすことを考えるのではなく、消費する電力を減らすことを考えていきたいと思います。
そのためには私たちの生活、ビジネス、経済の流れなど社会の仕組み全体を見直さなければなりません。

アイルランドに住んでいると、日本の電力の消費量が以下に莫大かを実感します。
新宿や渋谷のような真夜中でもネオンでピカピカの町はもちろん、自動販売機、昼間から照明の明るい薬局、パチンコ屋さん、コンビニ。これらのものはアイルランドにはありません。
一歩田舎に出れば道路は真っ暗ですし、町中でさえ薄暗いのが普通です。

無駄なネオン、過剰な電力消費には法律を作って規制していくことはできないのでしょうか。日本人には最先端の技術があります。真面目に努力する国民がいます。
仮に原発の問題がなかったとしても、モノやエネルギーを使って満足する消費社会はもう時代遅れだと思うのです。

エネルギー
アイルランドで積極的に取り組まれている風力発電

今でも山積みの問題を抱え、情報の混乱の続く日本の姿は痛々しくもあります。
そんな中、エネルギーについて考え、アクションを起こしていくことは日本の未来につながっていくと信じて、自分にできることを模索していきたいと思います。
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テーマ:アイルランド不定期便
ジャンル:海外情報

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望月えりか

Author:望月えりか
書く人。日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」(出版舎ジグ)
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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