FC2ブログ

6羽のニワトリのゆくえ

2011.09.04 01:49|食文化/食事情
以前から親しくしている友人のジョンが、おとといディナーをしに遊びに来ました。クールな見かけとは裏腹にユーモアたっぷりのジョンは子どもたちにも大人気です。

ディナーのあとは「コーヒー?ティー?」の私の問いに「緑茶をくれる?」とリクエスト。
日本の生活クラブのお茶を入れて、先日日本のお客さんからいただいた和菓子も出しておしゃべりに花が咲きます。
我が家から車で10分ほどのところに住むジョンはここ東クレアの出身で、ビニールハウスで野菜を育てたりと田舎生活を満喫している人物でもあります。ガーデンの話からニワトリの話になり、「そういえば飼ってるニワトリが卵を産まなくなったって言ってたけど、その後どうなったの?」と訊くと「しめたよ」。

新鮮な卵を楽しむために自宅でニワトリを飼っている人が多いという話は以前の記事にも書きましたが、何らかの原因で卵を産まなくなるとこうしてしめて食べちゃおう~という人もいます。
「ほら、先月うちでディナーパーティーした時に出したチキンがあれだよ」とすまして答えるジョン。
ニワトリを不憫に思いながらも笑いがこみ上げ、「でも、しめたのは1羽だよね?」と聞くと「いや、全部で6羽しめたよ」

「3羽目まではあんまりいい気持ちしなかったけど、それ以降はわりとスムーズに行ったよ。かなり大変な作業だけどね~、血もすごいしさ、羽むしるのも大変だし」と淡々と話すジョン。田舎の出身ではあっても普段は小ぎれいなスーツに身を固めて黒の新車を乗り回すビジネスマンのジョンが、一人で6羽のニワトリをしめている姿は滑稽としか言いようがありません。

ひや~、私にはできない・・・。
でも、昔はみんな自分の家で飼っているニワトリや豚を殺して食べていたのですよね。今はもうスーパーで切り身を買うだけで動物を殺めるなんて「そんな残酷なこと!」と思いがちですが、そうやって自分たちの食生活を補っていた時代は、そのぶんありがたく食べていたのではないかな、と思います。

ジョンは「春に今度は豚を飼うことにしてるんだ、食肉用にね。うんと肥えさせて、おいしく食べるよ~」と話していました。この時ばかりはちゃんと業者さんにさばいてもらうようですが。

望月えりか @Twitter (心に浮かんだこと、何気ない出来事や印象に残った瞬間を言葉にしています)
にほんブログ村 海外生活ブログ アイルランド情報へ
にほんブログ村

アイルランド田舎生活のフェイスブックページへGo!
オンラインショップ「アイルランド田舎生活の小さなお店」はこちらです。
オンラインショップ「ハンドメイド通販 iichi(いいち)」に出店しています。
関連記事

テーマ:アイルランド不定期便
ジャンル:海外情報

03 | 2020/04 | 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
About Me

望月えりか

Author:望月えりか
書く人。日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」(出版舎ジグ)
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

Latest Articles

Twitter

facebook

Categories

Click, please!

クリックすると不定期便の読者さんが増える!そうです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アイルランド情報へ

Visitors

Monthly Archives

ブログ内を検索する

Links