2014.01.28 07:20|動物と暮らす
アイルランドの田舎に暮らしていると、身近にさまざまな動物がいます。
アナグマやキツネといった自然界の動物はもちろんのこと、牧草地に放たれた牛、羊などのいわば家畜も私たちの家の周りでは日常の風景です。

つい先々週のこと、こんなことがありました。

夜の1時をゆうに回った時刻に、私はフィークルのパブで音楽を楽しんだあと、一人家に向かって車を走らせていました。
村の中心から少し行った辺りで、突然目の前に2頭の馬が歩いているのが見えたのです。

「ん?こんな時間に?」

すぐに車を減速させて注意深く横を通り過ぎます。牛や馬などの大きな動物の横を通過する時は、驚かせないよう慎重に運転するのが常識です。

馬よりも一回り小柄な体格からしてポニーかな?もちろんこんな真夜中に誰かがポニーを誘導しているはずもありません。羊やら牛やらの家畜が牧草地を抜け出して道路に出てきてしまうのはよくあることなので、その時は特に驚くこともありませんでした。

すると、その5日後のこと。
友人宅でおしゃべりをしていると「そういえばさ、エリカは最近この辺りで2頭のポニーを見てない?」と言うのです。
あれ?ひょっとしてそれって先週の木曜日の夜に見たあのポニー?

「1頭は白っぽくてさ、もう1頭は黒いんだけどラバみたいな顔してるんだよ」

ラバ
(雄のロバと雌のウマの交雑種、ラバ)

間違いない、あの時のポニーたちも白と黒だった!

友人の話によると、ここ数日というものこの2頭のポニーは私たちの近所をうろうろしているらしいのです。
「今日はデニスの家の芝に入り込んでたんだよねえ。でも、デニスのポニーではない気がするんだ。一体誰が飼い主なんだろう?」

普通なら、飼い主がすぐに気がついて近所を訪ね回り、目撃者の証言(!)から手際よく探し当てるものです。私が最初に見た夜から数えても、少なくとも5日間この2頭のポニーは放浪しているのですから、ちょっと長すぎます。それに、私が最初に見た場所からここまでは、歩いたら1時間はかかる距離。ポニーたちもずいぶん旅をしているようです。

更に、その翌日の朝。
今度は違う友人に会うためにフィークルの村を目指して車を走らせたところ、我が家からわずか1~2分のところに何やら物影が・・・。

「なっ!あのポニーたち?!」

すれ違う時によく見ると、黒いほうのポニーは確かにラバのような顔つきです。のんきなもので、道路沿いの牧草地にいた大型の馬と柵越しにおしゃべりをしている模様。

我が家には門もフェンスも何もないので、一度私たちの道路に入ってきたら最後、芝生も畑も大変なことになります。こういう時に限って雨降りが多く、土はいつも以上にぬかるんでいます。

招かれざる客3
(去年、ポニーに侵入されたあとの我が家の土地)

一瞬友人に会うのをキャンセルして家に戻ろうかと思ったほどでしたが、数時間後にドキドキしながら帰宅して家の周りを確認すると、幸いにもポニーの姿は見当たりません。ああ、よかった~。

それにしても1週間近くさ迷い歩いているポニー。水と草ならどこにでもあるので、食糧にも困らないのでしょうが・・・飼い主さんよ、早く見つけて連れて行っておくれ~!



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望月えりか

Author:望月えりか
ウェブサイト「アイルランド田舎生活」のブログ版、日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながら、オーガニックな野菜作りと食生活、地域の農家さんからいただく羊毛を使った糸紡ぎをしています。
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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