FC2ブログ
2013.10.28 07:31|ワイルドフード
私たちの土地の生け垣の間に、とても古いクラブアップルの木があります。樹木の感じからして、20~30年という単位ではなさそうです。誰かが植えたものなのか、はたまたアイルランドにもともと自生する野生のクラブアップルなのか、名前も分からず残念ですが毎年春になるとピンク色の花を見事に咲かせます。

花が咲けば当然実もなるわけで、「今年の秋こそはクラブアップルを摘むべ!」というわけで、青空のきれいな日に夫と二人、梯子を持ってクラブアップル狩りへ。

クラブアップル2013 (2)

収穫時期はもう少し早いほうがよかったんだろうな~とは思いつつ、行ってみるとまだまだ枝にたわわに実るクラブアップル。
「クラブアップル(crab apple)」を辞書で引くと「野生リンゴ」と出てきました。私たちが食べているりんごのもとになった木で、園芸用のりんごの木よりも背が高く、実は小ぶりで生で食べると非常に酸っぱいのが特徴です。
その酸っぱさといったら、思わず顔が歪んでしまうほど。それでも、子どもたちはよくこのクラブアップルの木まで歩いていっては生でかじっていたようですが。

クラブアップル2013 (4)

見ると、地面にもずいぶん落ちていました。しかし、収穫するのに落ちたものは拾いません。ネズミなどに食われている可能性もありますから。

クラブアップル2013 (3)

あまりに背の高い木なので、梯子をかける枝を探すのに一苦労しました。
やっと梯子をかけても、とても不安定で私が登りはじめた途端後ろ向きに倒れそうに・・・!
「あぁぁぁ~~~」・・・って、これじゃあコメディー映画になっちゃう!夫に笑われ、結局彼に任せることに。ありがとう。

クラブアップルは直径が3~4センチほど。かなり熟していたので、夫が一つ摘むと同じ枝の実が落ちてしまったり、また手の届くところには枝がなく、見上げていたら実が落ちてきておでこに直撃したりと、思った以上に苦戦したクラブアップル狩り。
「来年摘むときは、古いブランケットを使おう。それを地面に敷いて木をゆする!」という夫の作戦が、どうやら最も効率的と言えそうです。

クラブアップル2013 (5)

これで1.5キロ分。オーブンでローストしたり、ジェリーを作るとおいしいということですが、私はまず手始めにウォッカに漬けることに。(またお酒・・!)
シナモン、ヴァニラスティック、クローヴ(丁字)などのスパイスと一緒に漬け込んだこの果実酒は、クリスマス前に完成する予定です。
自然の風味をしっかり閉じ込めた贅沢なお酒で、今年も冬を越します。う~ん、楽しみ。



にほんブログ村 海外生活ブログ アイルランド情報へ
にほんブログ村

テーマ:アイルランド不定期便
ジャンル:海外情報

09 | 2013/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
About Me

望月えりか

Author:望月えりか
書く人。日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」(出版舎ジグ)
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

Latest Articles

Twitter

facebook

Categories

Click, please!

クリックすると不定期便の読者さんが増える!そうです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アイルランド情報へ

Visitors

Monthly Archives

ブログ内を検索する

Links