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2013.07.18 19:43|レシピ
日本ではあまり知られていない野菜で、ルバーブ(Rhubarb)というものがあります。
野菜と言っても、ルバーブは主にお砂糖と一緒に調理してジャムにしたり焼き菓子として使われることが多く、果物のような感覚です。ヨーロッパでは広く栽培されており、ここアイルランドでも個人の庭などでよく見かける、定番の植物です。

我が家の畑にもルバーブがあります。エニスの義母から株を譲り受けたもので、今年になってずいぶん生長して食用に使えるまでの大きさになりました。

アイルランドでルバーブといえば何と言ってもルバーブタルトが定番です。
アイルランドに来た当初はルバーブという野菜を全く知らなかった私ですが、その独特の酸味と香りが砂糖の甘みととても相性がよく、すぐに虜となりました。

そんなわけで、今日は畑直送のルバーブを使ったタルト作り編です。まずタルト生地を作ります。

タルト生地の材料
バター 90g
塩 ひとつまみ
粉砂糖 60g
卵黄 1個分
薄力粉 180g

①型に薄くバターを塗って、薄力粉をふって冷蔵庫で冷やしておく。
②室温にしたバターを練ってクリーム状にする。
③塩を加えて練りまぜ、粉砂糖を2回に分けて加え、白っぽくなるまでよく練り合わせる。
④卵黄を加え、混ぜ合わせる。
⑤薄力粉をふるい入れ、手で生地をまとめる。
⑥生地をビニール袋に入れて、袋の上からめん棒で生地を薄く伸ばし、冷蔵庫で15分ほど冷やして落ち着かせる。
⑦生地を取り出し、一度手でほぐしてからもう一度まとめてめん棒で厚さ3ミリほどに伸ばし、冷蔵庫で冷やしておいた型に敷く。
⑧生地にフォークで空気穴をいくつも開け、ラップをして冷蔵庫で1時間ほど休ませる。(時間のない時は冷凍庫に入れて冷やしてもOK)
⑨190度のオーブンで約10分焼く。

これでタルト生地は完成です。どんな具のタルトを作るのにも、私はこの生地を使っています。

さて、ここでいよいよ登場するルバーブ。まずは畑へゴー!

ルバーブタルト (5)

こちらがルバーブ。
葉は50センチ以上になることもあります。まだ我が家のは若くて茎が短いですが、調理用にはこの茎を使います。

ルバーブタルト (3)

赤みのある茎。とてもきれいな色です。

ルバーブタルト (6)

収穫したルバーブの茎。
ルバーブの葉にはシュウ酸が多く含まれ、毒性があるので食用にはしません。とは言え、ナメクジや何かの虫に食われた跡もあるのでそれほど神経質にならなくていいのでは、と思います。

ルバーブタルト (7)

そんなわけで葉っぱの部分はそのまま切って、コンポストへさようなら。無駄のない生活です。

ルバーブタルト (8)

きれいに水洗いしたルバーブの茎です。赤と緑のコントラストがとても美しいです。そして、既に切った部分からルバーブのいい香りがします。

ルバーブタルトのフィリングを作ります。

フィリングの材料
バター 40g
砂糖 50g
卵 1個+タルト生地作りで残った卵白1個分
薄力粉 20g
アーモンドパウダー 40g
ラム酒 大さじ1

①室温のバターをクリーム状に練り、続けて残りの材料を次々に投入し、よく混ぜ合わせる。
②焼いたタルト生地の中に流しいれる。

ルバーブトッピングの材料
ルバーブ 3カップ分
砂糖 70g

①ルバーブを1センチ幅ほどに切る。
②切ったルバーブをボウルに入れ、砂糖を投入しスプーンなどを使ってまんべんなくまぶす。

春のルバーブタルト2018 (8)

③フィリングの上にルバーブを乗せる。
④180度のオーブンで35分焼く。

春のルバーブタルト2018 (7)

このルバーブタルト、アイルランド人にとってはアップルタルトと並んで「母の味」として語られることが多く、ルバーブタルトの人気ぶりが衰えることはありません。
夫がアメリカツアーから帰国した際にもお茶の共にとタルトを焼いたら喜ばれました。

日本でもルバーブは栽培されています。アイルランドほど知られてはいないかもしれませんが、家庭菜園で育てられている方もたくさんいるそうです。
ちょっとでもお庭のある方は、ぜひ栽培してみてください。調理用はもちろんのこと、観賞用としても十分に魅力的な植物です。

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望月えりか

Author:望月えりか
書く人。日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」(出版舎ジグ)
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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