2013.07.31 16:14|アイルランドで畑仕事|
7月、アイルランドは夏の最中(さなか)です。
初旬の暑さはどこへやら、ここ数日は気温こそ20度以上を保っているものの、雨の多いいつものアイルランドに戻ってしまいました。
そんな中でも我が家の畑の野菜たちはぐんぐん伸びて、私たちの食卓に毎日食べるものを提供してくれます。ありがたや。
以前は野菜がとう立ちをして花を咲かせてしまうと「もう食べられないわね」とせっせと抜いてしまっていた私。ここ2年ほどで野菜に対するこの姿勢が少し変わって、野菜の花は花で楽しむことにしています。
そうすると、意外にも野菜の花ってこんなに美しかったんだなあ、ということに気づくようになりました。
まるで「フラワーガーデンの花もいいけどね、私たちだって十分美しいんですからね!」と主張しているようにも見える野菜の花たち。今年は彼らの写真を撮って、記録に収めてやることにしました。
毎日収穫しないと追いつかない、さやえんどうの花。2色のピンクの組み合わせが私の大のお気に入りです。
こちらもマメ科のいんげん。英語ではフレンチビーンズと呼ばれます。今年は緑のほかにパープルのいんげんも育てています。ヴェールのような色と肌触りがとてもきれいなのですが、調理するとこの色はとんでしまいます。花もパープル。
こちらもいんげんの仲間、ラナービーンズ(Runner beans)。日本語ではベニバナインゲンと言うのだそうですが、アイルランドでは夏になるとスーパーでも売られているほど身近にある野菜です。その名の通り紅の花が見事で、食べきれないほど収穫できてしまう嬉しい野菜。
おなじみのアブラナ科の花もこんなにきれい。これはマスタードの花です。アブラナ科の花は、ミツバチが大好きでよくやって来ます。
こちらも同じくアブラナ科の大根の花。種もできています。薄ピンクの花が地を這うように咲いて、まるでブーケのようでした。
こちらはネギ坊主ですね。
でもこれは玉ねぎではなく、長ねぎの花。ネギ科、つまりアリウム系の野菜の花はどれもこんな感じでボール状の頭に無数の花が咲きます。花を包んでいた薄い皮が取れて、帽子のようにくっついている様子に愛嬌があります。
ジャガイモの花だって、地味だけどよく見れば魅力的ではありませんか。
ジャガイモが白いと花も白いですが、これは紫もしくは赤いジャガイモの花。茎も紫がかっています。
オレガノの花は咲きはじめが最も美しい。蕾の濃いピンクと開花した薄ピンクの色合わせです。切り花にしてもきれいだし、オレガノの葉はピザを作る時などに使うほか、冬用に乾燥させて保存しています。
こちらはアーティチョーク。今年やっと株が太って花を収穫することができました。
アーティチョークの花は、残念ながら開花する前に摘み取るので写真はなし・・。その代わり収穫した花はゆでて食用に。独特の苦みが癖になる、私の大好きな食べ物の一つです。おいしかった!
これは何でしょう?
正解は「ごぼうの花」。何ともユニークな形です。アザミに似た紫色の花を咲かせます。
今年初めて蒔いてみたソバの実も、しっかり発芽して可憐な花を咲かせてくれました。実がなるかは分かりませんが、花だけでも十分に楽しませてもらっています。
いよいよ8月。野菜の収穫はもちろんですが、畑の花の観賞も引き続き楽しみたいと思います。
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初旬の暑さはどこへやら、ここ数日は気温こそ20度以上を保っているものの、雨の多いいつものアイルランドに戻ってしまいました。
そんな中でも我が家の畑の野菜たちはぐんぐん伸びて、私たちの食卓に毎日食べるものを提供してくれます。ありがたや。
以前は野菜がとう立ちをして花を咲かせてしまうと「もう食べられないわね」とせっせと抜いてしまっていた私。ここ2年ほどで野菜に対するこの姿勢が少し変わって、野菜の花は花で楽しむことにしています。
そうすると、意外にも野菜の花ってこんなに美しかったんだなあ、ということに気づくようになりました。
まるで「フラワーガーデンの花もいいけどね、私たちだって十分美しいんですからね!」と主張しているようにも見える野菜の花たち。今年は彼らの写真を撮って、記録に収めてやることにしました。
毎日収穫しないと追いつかない、さやえんどうの花。2色のピンクの組み合わせが私の大のお気に入りです。
こちらもマメ科のいんげん。英語ではフレンチビーンズと呼ばれます。今年は緑のほかにパープルのいんげんも育てています。ヴェールのような色と肌触りがとてもきれいなのですが、調理するとこの色はとんでしまいます。花もパープル。
こちらもいんげんの仲間、ラナービーンズ(Runner beans)。日本語ではベニバナインゲンと言うのだそうですが、アイルランドでは夏になるとスーパーでも売られているほど身近にある野菜です。その名の通り紅の花が見事で、食べきれないほど収穫できてしまう嬉しい野菜。
おなじみのアブラナ科の花もこんなにきれい。これはマスタードの花です。アブラナ科の花は、ミツバチが大好きでよくやって来ます。
こちらも同じくアブラナ科の大根の花。種もできています。薄ピンクの花が地を這うように咲いて、まるでブーケのようでした。
こちらはネギ坊主ですね。
でもこれは玉ねぎではなく、長ねぎの花。ネギ科、つまりアリウム系の野菜の花はどれもこんな感じでボール状の頭に無数の花が咲きます。花を包んでいた薄い皮が取れて、帽子のようにくっついている様子に愛嬌があります。
ジャガイモの花だって、地味だけどよく見れば魅力的ではありませんか。
ジャガイモが白いと花も白いですが、これは紫もしくは赤いジャガイモの花。茎も紫がかっています。
オレガノの花は咲きはじめが最も美しい。蕾の濃いピンクと開花した薄ピンクの色合わせです。切り花にしてもきれいだし、オレガノの葉はピザを作る時などに使うほか、冬用に乾燥させて保存しています。
こちらはアーティチョーク。今年やっと株が太って花を収穫することができました。
アーティチョークの花は、残念ながら開花する前に摘み取るので写真はなし・・。その代わり収穫した花はゆでて食用に。独特の苦みが癖になる、私の大好きな食べ物の一つです。おいしかった!
これは何でしょう?
正解は「ごぼうの花」。何ともユニークな形です。アザミに似た紫色の花を咲かせます。
今年初めて蒔いてみたソバの実も、しっかり発芽して可憐な花を咲かせてくれました。実がなるかは分かりませんが、花だけでも十分に楽しませてもらっています。
いよいよ8月。野菜の収穫はもちろんですが、畑の花の観賞も引き続き楽しみたいと思います。
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テーマ:アイルランド不定期便
ジャンル:海外情報