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2013.03.05 23:20|毛糸と私
昨年は自分用のアランセーターを編んだ話を記事にしました。
今年はそんな大きな企画もなく、編み物はどうしようかな~と思っていたところ、ある日夫の働くミュージックショップに「レインボーカラーの手編みの帽子が欲しい」という人が現れ、それがきっかけでまたごそごそと毛糸の入った段ボール箱を引っ張り出してきました。

レインボーカラーの帽子はすぐに編み始め、その彼が無事に買ってくれました(私は会いませんでしたが)。そのついでに「どうせならいくつか帽子を編むか」という気になり、結局今年の冬も編み物をしています。

編み物2013

実は、この手編みの帽子販売は以前にもやったことがありました。まだ子どももいなくて気ままな生活を送っている頃でした。すると帽子販売をはじめて間もなく、義母から大量の毛糸をもらいました。
この世代のアイルランドの女性たちにとって、編み物は生活に密着した営みであり、料理や洗濯と同じく当たり前の家事のひとつでした。
子どものため、自分や夫のために編んだセーター、靴下、帽子は数知れないのでしょう。
編み物をする者にとっては当たり前のことですが、毛糸は必ず余ります。1個だけ残った毛糸玉、毛糸玉の半分だけというのは、たいていの場合もうどうしようもありません。義母はそんな余りの毛糸をすべて取っておいて、帽子作りを始めた私に譲ってくれたのでした。

これが私の帽子作りの原点になってくれました。

私の編む帽子は、ほとんどが3~4色の異なる毛糸を使ったボーダーのデザインです。帽子は一つ一つパターンが違います。冬はコートなど暗めの色合いになりやすいですが、カラフルな帽子で元気になってもらおう!と色の組み合わせを楽しみながら編んでいます。
カラフルな帽子を編むのに、この義母からもらった色とりどりの毛糸は持ってこいなのです。

カラーコーディネートというほど大げさなものでは全然ありませんが、最初は「この色はあんまり好きじゃないな~」と思っていても、意外な色との組み合わせでたまらなくおしゃれになったりという発見があって、ちょっと癖になる帽子作りです。

今ではリラとショーン、夫の帽子までもママの手編みで、これを毎日かぶってくれているのを見ると、日常の何気ない幸せがここにもあるなあと感じます。
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テーマ:アイルランド不定期便
ジャンル:海外情報

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望月えりか

Author:望月えりか
書く人。日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」(出版舎ジグ)
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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