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2013.01.19 11:48|アイルランドで子育て
クリスマス休暇中に、リラが「補助輪なしで自転車に乗る練習がしたい」と言い出して、家族みんなで数回付き合いました。

リラと自転車1

家の周りは砂利だし、家の前の道路は今穴ぼこだらけであまりいい状態ではないので、ちょっと歩いてメインの道路で練習することに。
ここなら斜面もないし、水溜りはあるけれど練習には十分のコンディションです。

飼い犬のサムが大興奮でリラの前を走っていく・・・あのね、あなたは主役じゃないのよ、全然。

続けて夫にしっかり後ろから支えられたリラがおそるおそる自転車を走らせます。
「体をまっすぐに保たないと倒れるからね!」とダダに教わりながらですが、補助輪なしの自転車のスピードが気持ちいいのでしょう、リラも嬉しそうです。
20分ほど練習して、続きは次回。これを何度か繰り返しました。

「補助輪がないと速いし、ガタガタ音もしないよ!」とやる気満々のリラですが、まだダダには支えてほしいのだそう。夫も「まだ安定してないからね、この練習を何度かやらないと」。

リラは今7歳、小学1年生です。
この年なら、同級生の子どもたちはとっくに補助輪なしで自転車に乗っているはず・・・。

リラもショーンもそれぞれ自分の自転車は持っていますが、ときどき外遊びの最中に納屋から出して家の周りをぐるぐる走るぐらいです。道路には子どもだけでは行かせられないので、日本の子どもほど自転車に乗る機会はありません。
でもこの程度の乗り方ならば、補助輪なしで乗れるのが遅くても早くてもどちらでもいい気がします。

子育てをしていて、子どもの発達に関係なく親が「なるべく早いうちに」、「他の子から遅れないように」と躍起になっている光景に、私は抵抗を感じます。
例えば離乳食は5~6ヶ月頃から始めます、と言われれば5ヶ月になったらすぐに、更には4ヶ月後半ぐらいからあげ始める親も多いようです。中には、しばらくして「どうやら少し早過ぎたみたいで、赤ちゃんが食べ物をもどしてしまった」なんていう話もあって「なんてかわいそうな赤ちゃん!」と不憫に思います。
確かにマニュアルがあるといわゆる「標準」が分かって、いいものさしになり便利です。でも、蓋をあけてみると子育てって何一つとして本の通りにはいかないもの。子どもは一人ひとりみんな違うし、それを分かってあげるのが親ではないかなと思います。

マニュアル通りに育児をしようと思わないこと。
プレッシャーをかけられる子どもも辛いし、親も「どうしてうちの子は・・」と余計な心配や焦りが増えるだけです。誰にとってもマイナスです。
周りに惑わされずに、何より自分の子どものペースを理解してやること、それに親として付き合ってやることってすごく大事ではないかと思います。
子どもの得意なことも不得意なことも、認めてあげられる親でいたいものです。

テーマ:アイルランド不定期便
ジャンル:海外情報

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望月えりか

Author:望月えりか
書く人。日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」(出版舎ジグ)
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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