2011.12.30 17:44|アイルランド的生活
私の虫歯の治療が終わってほっとしたのも束の間、翌日の朝になると今度は娘のリラが「耳が痛い。左の耳が聞こえない」と言い出しました。一難去ってまた一難。
以前から風邪を引くと耳の痛みを訴えることがときどきあり、子供向けの薬を飲ませるとすぐに症状は治まっていたのであまり心配していなかったのですが、今回は耳が聞こえないというので夫も私も一瞬真っ青になりました。すぐにタラにあるGP(General Practitionerの略で町医者のこと)に電話をして朝食後車を走らせました。
クリスマス前とあってデコレーションの施された待合室にも人は少なく、順番はすぐに回ってきました。
ドクターは以前にもかかったことのあるこの町のお医者さん、その名もドクターフィッツジェラルド。

リラの耳の中を覗き込んだ途端、「中耳炎ですね」

病名をしっかりメモ用紙に書いてくれ(英語ではOtitis Mediaという)、子供にはよくあるものだから心配しなくていいこと、症状としてはかなりの痛みがあったり、難聴のように耳が聞こえない、聞こえづらくなったりすること、抗生物質を出すから悪化はしないと思うけど、もし中の膿が破裂して耳から流れてくるようなことがあったら念のため再診するようにと言われました。

ほっとして病院を後にします。薬局で処方箋を渡し、抗生物質をもらって帰宅しました。飲み薬で一日2回。翌日には耳の聞こえもほぼ回復して、今はすっかり元通りになりました。

このドクターフィッツジェラルドは最近になって行くようになったのですが、評判もよく私は信頼しています。奥さんは看護師で一緒に働いており、この日は受付の女性がクリスマス休暇でいなくて、代わりに二十歳そこそこの彼らの息子がニコニコ顔で受付に。子供たちにチョコレートをたくさんくれました。この日は完全家族経営のフィッツ家なのでした。
このドクターの部屋にはいつも家族の写真がたくさん貼ってあります。それによく分からない世界各国から集めたようなおみやげ物もずらりと並んでいます。そのアットホームな雰囲気が私はたまらなく好きなのです。

この日ドクターはグレイのベストを着ていたのですが、その下からちらりと見えるネクタイが何やら不思議・・・と思っていたら、帰り際子供たちに向かってベストをめくって「このネクタイ見てごらん、エイリアンがサンタクロースの服着てるんだよ・・」と見せていました。すごく真面目で、普段は冗談なども言わないドクターですが・・なんてお茶目なの!!
「患者さんからクリスマスのプレゼントにもらったんだよ・・もうクリスマスに近いし、今朝このネクタイにしようって決めたんだよ・・」とぼそぼそ。

この日、ドクターフィッツジェラルドをさらに好きになってしまいました。

テーマ:アイルランド不定期便
ジャンル:海外情報

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望月えりか

Author:望月えりか
ウェブサイト「アイルランド田舎生活」のブログ版、日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながら、オーガニックな野菜作りと食生活、地域の農家さんからいただく羊毛を使った糸紡ぎをしています。
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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