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2010.12.14 02:52|アイルランドの音楽
11月の終わりに東京から音楽仲間が一週間の予定で遊びに来てくれました。
彼女には私がアイルランド音楽を始めた時からお世話になっていて、出会った頃はさぞかし生意気な小娘(体だけ大きい)だったであろう私に、今でも飽きずに良くしてくれます。

計算してみたらほぼ15年のお付き合いです。
おそらく彼女は日本で最初にアイルランド音楽を演奏し始めた人たちの一人で、きっと20年以上は経っていますよね?
その当時はアイルランド音楽の楽譜集はおろかCDさえも手に入らない、インターネットなんてもちろんない時代ですからお手本になる音源を見つけるだけでもさぞかし大変だっただろうと思います。でも彼女はそんな昔話に酔うこともなく、今でも淡々とフルートを吹き続けています。素晴らしい。

更に彼女のすごいところは、日本ではもちろんですがアイルランドのような外国に来ても、彼女の人の良さ、ユーモア、信頼性などの魅力がいつの間にか人にきちんと伝わっているのです。言葉の巧みさではないのです。何というか、言葉とは別なコミュニケーション能力がある人なのです。これは才能で、特に海外では得をするなあと思います。

そんな彼女と過ごした一週間は、たくさんのおしゃべりと音楽でそれはそれは楽しいものでした。こんな何にもないど田舎に招待してしまってから「退屈しちゃうかしら」と心配になったりもしましたが、アイルランドには何度も足を運んでいる彼女の「美味しいギネスさえ飲めれば!」の言葉に助けられました。最後の夜は私の夫と地元のパブに直行、そこでしこたま飲んで翌朝の便で帰っていきました・・・。お酒が飲めることも、海外では得をするなあ。

彼女の滞在中に、数年前から持っていた木製のフルートを私もごそごそ出してきて、久し振りに吹いてみました。一時期は手放すことまで考えていたフルートですが、吹いてみるとフィドルとは違った魅力の音色にはまって、それからほとんど毎日のように吹いています。
息切れがしたり酸欠になったりして頭がくらくらもしますが、なかなか面白くて家族の迷惑を顧みず今日も管と管をつなぎます。吹き方が悪いのか何なのか、下唇がぷくっと腫れて水ぶくれにもなりました。それともこれからフルートが吹けるように唇の皮膚が厚くなるサインなのでしょうか。
再挑戦のフルートは、次回彼女に会えるまでのありがたい宿題です。
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テーマ:アイルランド不定期便
ジャンル:海外情報

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望月えりか

Author:望月えりか
書く人。日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」(出版舎ジグ)
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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