2010.06.25 09:55|外から見る日本
ワールドカップのハイライトの番組をチェックして、ベッドに行く前にやっぱり「ブログを更新せねば!」とパソコンに向かっています。

まさかこのワールドカップで決勝トーナメントに進めるなんて、ほとんどの日本人が想像もしていなかったのではないでしょうか?それもこんな形でなんて、夢のようです。日本のサッカー界にとってはまさに大きな一歩、ですね。

今までの3試合、全てアイルランドの自宅で日本人の友人と観戦しています。小学校のころサッカーを習わされていたこともあって、今でもつい気になってしまうスポーツです。ワールドカップのような国際試合を国外で見るというのはとても興味深くて、今回もアイルランドのサッカー解説者たちの視点が面白かったので紹介します。

最初のカメルーン戦での勝利は、日本にとっては海外で行われたワールドカップで初の勝利ということで記録に残るのかもしれませんが、試合の内容はひどいものでここアイルランドのテレビの解説者たちからは「こんなひどい試合はワールドカップ史上で見たことがない」とか「ワールドカップの質を疑う」など辛口のコメントばかりでした。私も見ていて同感だったので文句は言えませんでしたが・・。勝ったはいいけど、消極的で意欲に欠けるいつもの日本のサッカーが露呈するのかなあと不安になった試合でした。

オランダ戦は、負け試合とはなったものの前回よりは勝気があり、試合が終わってからもベストを尽くした後の満足感がありました。解説者たちも高く評価して、「あそこでGKがきちんとセーブさえしていれば同点で終えられたはずのゲーム」とコメント。特に日本の守備陣の素晴らしさをどの解説者たちもたたえていました。

そしてそして、今夜の3試合目、デンマーク戦です。アイルランドは夜7時半のキックオフで、夕ご飯を食べた後に見ていましたが、日本は夜中の3時半ですね。きっと目覚まし時計で起きて観戦していた人も多かったのではないでしょうか。
まさかの3得点には驚きました。フリーキックの技術力、守備の良さ、ボール回しも昔に比べて「こんなこともできるようになったんだなあ!」と感心することが多く、惚れ惚れしました。特にあの本田という選手は、今まで日本にいなかったタイプの優れたストライカーでこれからも期待してしまいます。
ガーナ出身の審判はやたら笛を吹いてカードを出したがるので気になりましたが、結果二つのフリーキックが得点につながりました。
途中ロンドンに住む友人や近くに住む音楽仲間から携帯に「日本頑張れ~」というメッセージが来たりして、なかなか楽しかったです。
アイルランドでは、テレビでのサッカーの試合のあとにスタジオで2~3人の解説者たちが独自の視点をコメントし合い、時には熱い討論を繰り広げるのが普通です。今夜のコメントは今までの中で最も評価が高く、嬉しくなりました。
一人の解説者は「今回のワールドカップで一番いいゲームだった」と称して、「同点でも勝ち抜けたのに気持ちを緩めず攻め続け、それが3点目につながった。今夜の日本のプレイへの姿勢、勝ちに行く正直な気持ちと誠実なプレイにはとても感激した」とコメントしていました。日本のサッカーは、ヨーロッパや南アメリカの国と比べると確かにとても誠実で、汚さがありません。これはサッカーだけではなくて日本人全体に言えることで、誇りに思っていいことだと思います。

次のパラグアイ戦についても「日本が今夜のように戦えば勝てるのでは」とのこと。
来週の火曜日、またアイルランドの片田舎からエールを送ります。

テーマ:アイルランド不定期便
ジャンル:海外情報

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望月えりか

Author:望月えりか
ウェブサイト「アイルランド田舎生活」のブログ版、日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎをしているほか、アイルランド伝統音楽の魅力を紹介するプロジェクト「ブラックバードミュージック」を運営しています。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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