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2010.05.24 01:15|アート&教養
アートには疎いほうで、美術館などに行っても「?」ということが多いです。恥ずかしいことなのかもしれませんが、どうもピンッと来ることが少ないのでどうしようもありません。
アイルランドの田舎に暮らしていると、アートとは更に疎遠になり、音楽こそ周りに溢れていても絵画や美術品を鑑賞する機会に恵まれません。日本にいた頃は、東京が近くてどの分野のアートでも世界でトップクラスのものが手軽に楽しめた気がします。あれこそまさに都会暮らしだったのだなあ、と今になって思います。ときどきそんな洗練された暮らしが懐かしくもなります。

アイルランドでもこの怠惰なアートとの距離感は相変わらずだったのが、一度だけ衝撃的な出会いがありました。陶芸家ジョン・フレンチの作品を見た時です。作品をこの目で見たわけではなくて、数年前に彼のドキュメンタリー番組をテレビで見ただけなのですが、久し振りにこの「ピンッ」が来ました。
ジョン・フレンチ(John Ffrench)はアイルランド人とイタリア人の両親の間に生まれ、ダブリンで育ちました。
イタリアのフィレンツェでアートを学んだのと彼の中に流れるイタリアの血のせいか、彼の作品は目が覚めるような色使いが特徴で、陶器のユニークな形も見ていて楽しくなります。
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アメリカに住みながらも毎年定期的にアイルランドに戻ってきては個展を開いたりしていたので、いつか作品を見てみたいと思っていましたが、今年の1月に亡くなったというニュースを聞き、残念です。
彼の名は日本ではほとんど知られていないようですが、アイルランドが生んだ素晴らしいアーティストの一人だと思います。
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テーマ:アイルランド不定期便
ジャンル:海外情報

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望月えりか

Author:望月えりか
書く人。日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」(出版舎ジグ)
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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