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2010.02.12 10:19|アイルランドで子育て
2歳の息子ショーンは、気に入らないことがあるとわざとひっくり返って自分の頭を床に打ち付ける癖があります。すごい音がするので最初はびっくりしてやめさせようともしましたが、どうやらかなりの石頭のようでけがもなく、そのあとケロッとして「ショーン、イタイイタイしちゃったの~」と言ったりするのでまあこの子なりの表現方法なのだろうと最近は考えるようになりました。

ある晩、ショーンはずっと不機嫌でグズグズ、歯磨きも嫌がっていたのをどうにか終えた時、この石頭ドカ~ンが起こりました。起こったのはいいのですが、床ではなく正座をしていた私の足に思いっきり・・・。まるで何か重いものがすごいスピードで落ちてきたような衝撃で、その痛さと言ったら・・もう声も出ずその場にうずくまりました。食器を洗っていた夫もとんで来ました。結局右の膝上が腫れ上がって、その直後は歩くのさえ苦痛なほど。打撲のような感じだったのでしょうか。

石頭の本人はまだ不機嫌に泣いていて、何が起こったかも知らず夫に諭されてやっと静かになりました。が、そのまま自分のおもちゃへ直行。
嬉しかったのは、とんで来たのは夫だけではなく、そばに座っていた4歳の娘リラがさささっと私に駆け寄り、私の膝に自分のピンクのブランケットを掛け、無言で私の足をさすり始めたのです。驚きました。ずいぶん前から何かを見て「かわいそう」と同情したりするようになり、ああこんな感情も芽生えてきてるんだなあとは思っていましたが、これは本当に嬉しい出来事でした。
「誰かが痛がったり泣いたりしてる時は優しくしてあげるのよ」と言葉で教えたことは一度もないのに、自然に身につけてくれていたことに感激しました。
この優しさをいつまでも失わないでほしいと願っています。

テーマ:アイルランド不定期便
ジャンル:海外情報

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望月えりか

Author:望月えりか
書く人。日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」(出版舎ジグ)
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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