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2008.10.10 19:38|アイルランドで子育て
今月初めに、日本から母が遊びに来ました。年に一度、いつもこの季節にアイルランドに来て1週間ほど一緒に過ごします。
私たちがだいたい毎年日本に帰れば年に2回会っていることになりますが、孫と過ごすアイルランドでの1週間はあまりに短くて気の毒になります。私にとってはフルタイムのベビーシッターを得たようなもので、家事がぐんと楽になって助かりましたが。

昨日で3歳になったリラは、私の両親にとっては初孫です。私の母のことは「チエマ」と呼びます。「おばあちゃん」や「ばあば」と呼ばれることに抵抗があるのではと思い、ファーストネームとママの短縮形でチエマです。呼びやすいらしく、朝から晩まで名前を呼んでは遊んでもらっていました。

リラはこの1週間で驚くほど日本語を覚えました。母が日本語で話しかけ、日本語の手遊びを教え、日本語の本を読んでくれたおかげです。「いーとーまきまき♪」なども歌えて両手で遊べるし、夕ご飯を食べていたら突然「おいしいねえ」と日本語で言われてびっくりしたり。母に感謝しなければなりません。
それと同時に、いかに自分が子どもたちに日本語を教えることに怠けていたかを実感しました。夫が日本語を話せれば、家では日本語、外では英語と使い分けて教えられたかもしれませんが、日本語を話すのが私一人だと家での会話はどうしても英語になってしまいます。また、夫を含め第三者がその場にいると、娘に日本語で話しかけては私が何を言っているのか第三者の人には分からないのは失礼なのではという感覚も少しあって、ついつい英語が優先になっていました。
両親がそれぞれ違う言語を話せば子どもはバイリンガルになりますが、そのためにはしっかりと自分の言葉で話しかけることが必要です。また、話せるようにはなっても将来読み書きもできるようになるかどうかは別問題です。ダブリンには日本の子どもたちのための土曜学校があって、ここで日本語の読み書きなども教えてもらえると聞いたことがありますが、こんな田舎に住んでいると頼れるのは自分だけです。日本語は美しい言語ですし何より私の母語ですから、子どもたちにはできるだけ学んでほしいと思います。

でも、1週間でリラがこれだけ新しい言葉を吸収できるのであれば、今からでも遅くはなさそうです。気を取り直して、今日も一緒に「ぞうさん」を歌います。
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テーマ:アイルランド不定期便
ジャンル:海外情報

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望月えりか

Author:望月えりか
書く人。日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」(出版舎ジグ)
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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