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2017.11.16 08:07|養蜂
ミツバチって冬眠するんでしょうか。
養蜂について知る前は、私もそんなことを考えたりしていました。11月に入り、初霜があり、明日の日中の気温は10度を切る予報のアイルランド。ミツバチは天気の悪い日や気温の低い日には活動をやめ巣箱から出てきません。が、冬眠をしているのではなく自分たちで集めたハチミツを食べながら巣箱の中で群れになってかたまり、寒さをしのいでいるのです。

ですから、11月のこの季節でも暖かく晴れた日には活発に巣箱を出入りしています。
アイルランドのミツバチたちは、9月はヘザーの花、そして10月はアイビーの花の蜜を集めて冬のたくわえとします。これが以前お話したアイビーのハチミツですね。

アイビー(ツタ)は、よくこんな風に道路脇に自生しています。

アイビーの花2017 (1)

とっても地味な花ですが、ミツバチにとっては貴重な食糧です。

アイビーの花2017 (2)

冬になる前に、ミツバチの大敵バロア病の予防をするとかでパットさんが何やら作業しています。
スーツも着ないで、いいんでしょうかね。

10月のミツバチ2017 (2)

ミツバチたちは、ほら、こんなに元気です。

10月のミツバチ2017 (4)

無事に越冬してくれることを祈ります。

望月えりか @Twitter (心に浮かんだこと、何気ない出来事や印象に残った瞬間を言葉にしています)
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2017.09.06 08:05|養蜂
忙しかった先月に手をつけられなかった家事のいろいろをこなす9月。特に畑の収穫が思った以上に大変で、玉ねぎ、インゲン、トマト、ズッキーニにリンゴ、梨と嬉しい悲鳴をあげています。

太陽が顔をのぞかせ、風のない穏やかな午後のこと。私と同じく多忙にしていた夫が「ミツバチの巣箱見てみようかな」と言います。巣箱のチェックも、やらなくちゃと言いながら実現していなかったことの一つだったのです。
友人から借りている養蜂スーツを着込んで出ていったパットさんは、しばらくしてからハチミツのついたフレームを3枚持って帰ってきました!

9月のハチミツ2017 (1)

うほほーい。
ハチミツと蜜蝋の香りが漂います。
さあ、この後どうするの?ハチミツをフレームから収穫するなんて、私にとっては初めての体験です。

9月のハチミツ2017 (7)

まずは、白っぽく見えるキャップ(蓋、ですね)をナイフなどで取り除きます。キャップの下にハチミツがたまっているのが見えるかな?

9月のハチミツ2017 (4)

キャップを外したところ。ハチミツがあふれ出てきます!
あんなに小さなミツバチたちが、ここまで完璧で美しい六角形のハニカム(Honeycomb)を蜜蝋で形成している。まるで魔法のようだと思いませんか?自然は、時に私たちの想像をはるかに超えた驚きと感動を与えてくれます。すごい。

9月のハチミツ2017 (9)

ワックス(蜜蝋)を取り除いて、少しずつ濾して瓶詰めしていきます。

9月のハチミツ2017 (3)

全部で7瓶ほど!やった!

よくハチミツは健康食品であると言われます。美容にも効くし、薬用にもなります。
ただ、市場に出回っているハチミツと名のつくもののすべてにこの効用があるとは言えないそうです。
加熱処理をして脱色、脱臭された精製ハチミツ、水あめなどを人為的に加えた加糖ハチミツ。
これらとは別に、純粋ハチミツというものがあります。加工されていない、加熱もされていない、ミツバチの巣からそのままとれた天然のハチミツのことです。花粉が入っているのでやや不透明なことが多く、低温では結晶化するのが特徴です。

この純粋ハチミツこそが、私たちにとってパワフルな薬となるのです。

9月のハチミツ2017 (2)

うん、確かに不透明な色で、濾している間は酵素のおかげで小さな気泡が無数に出ていました。
正真正銘、純粋ハチミツ。アイルランド産。我が家産。
何にも代え難い贅沢なハチミツではありませんか。

パットさんが今回取ってきたのは3枚のフレームのみ。ハチミツはまだ巣箱の中にあったけれど、全部を取るようなことはしません。ハチミツは何よりミツバチの食糧ですから、勝手ながらおすそ分けをいただいた気分です。
9月はヒース(ヘザー)の花も満開だし、自然界にはまだまだ花が見られます。
今月も頑張ってね、ミツバチ。


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2017.05.19 08:15|養蜂
畑仕事が日増しに忙しくなる中、我が家の畑では目に見えてミツバチの数が増えています。去年我が家にやって来たミツバチ群だけでなく、この地域にはミツバチを養う人が何人もいるので、確実に増えているのでしょう。ミツバチの減少が危惧される世の中で、なんと明るいニュースでしょうか。

私たちの敷地内にある古い石垣で自生するクラブアップルの花が、今満開を迎えています。ここに集まるミツバチの羽音が実に見事です。
虫の羽音というのは、毎日聞いているといつの間にか虫の種類を聞き分けられるようになります。ミツバチの羽音にも特徴があって、今では視界には入らなくともすぐそばにミツバチがいることが分かります。

養蜂に詳しい友人のジョンと話していたら、「そろそろ巣箱を開けて中の様子を一度チェックした方がいい」とのこと。素人に近い私たち二人は言われるがままに「はいそうですか、じゃあそうしよう。」
数日後の夕方、ジョンが養蜂道具一式を携えて来てくれました。ミツバチのことに関しては基本的に私は一切関与せず、パットさんに一任しています。アイルランド人の男性2人は白い養蜂スーツを身にまとい、いざ出陣。いってらっしゃーい。

しばらくして戻ってきた二人のレポートによると、我が家のミツバチ群はいたって健康、活発そのもの。女王蜂もどんどん産卵しているらしく、巣箱の中はスペースが足りなくなって上部にハチの巣があふれ出ていたということでした。その六角形のハチの巣をナイフできれいに取り除き、新しい箱を追加し、本日の作業は終了したのだそうです。

取り除いたハチの巣には、ハチミツがたっぷり入っていました。

初めてのハチミツ (3)

巣箱の掃除で出たものではあるけれど、これはもしかして生まれて初めての自分たちのハチミツ?

初めてのハチミツ (2)

あんなに小さな虫たちが、巣箱の中でここまで正確な幾何学模様を作っている。自然が織りなすマジックです。

ハチの巣はもちろんこのまま食べることができます。ハチミツを自然の形のままいただく体験、贅沢ではありませんか。
ただ一点、最後にどうしても口の中にワックスが残ります。うーん、スムーズなハチミツも1瓶あるといいかもしれない。
我が家にはまだ攪拌機がないので、小さな茶こしで少しずつ抽出してみました。

初めてのハチミツ (1)

完成!飴色がきれいです。
そしてお味は・・・言うまでもありませんね。優しくて甘ーい、自然で素朴なハチミツの味でした。

これからどんどん忙しくなるミツバチ。
この夏、本格的なハチミツの収穫が実現しそうです。

Erika Moc O'Connor@Twitter
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2017.02.15 22:53|養蜂
瓶の中のこれ。一見何だか分からないですよね?

ジョカニのハチミツ2017 (1)

実は、ハチミツなんです。
よく遊びに行く村のパブ、ここでボタンアコーディオンを演奏する親しい友人からもらいました。彼は趣味で養蜂をやっていて、養蜂ビギナーズの私たちの良きアドバイザーとなっています。
(過去の記事→「ようこそミツバチ!」)
パブで一緒に音楽を楽しませてもらった夜、「帰るから、じゃあね」と声をかけると「あ、エリカ、ちょっと待って。僕も一緒に外に行く。車の中に渡したいものがあるから」と言って、くれたのがこのハチミツです。

ジョカニのハチミツ2017 (3)

「ワックスもそのまま入ってるから好きかどうか分からないけど。前に話してたアイヴィーハニーだよ」

アイヴィーハニー(Ivy Honey)とは、文字通りツタのハチミツ。
アイビー(ツタ)は、アイルランドの田舎でそこら中に自生するつる性の植物で、よく木の幹などに絡まっていますね。秋になると白い地味な花を咲かせますが、ミツバチにとってはこれが冬支度前の貴重な資源と言われています。
夏に収穫するハチミツとは違い、アイヴィーの花をもとに作られるハチミツは色も香りも味も独特で、昔から薬として使われてきた歴史があるそうです。

ジョンからもらったアイヴィーハニーは、とろりとしたいつものハチミツとは違い六角形の形のまま結晶化しています。
パンなどには塗れないけれど、スプーンで少しずつ砕いて口にすると・・・

なんておいしいハチミツでしょう!!!

夫も「これはすごい」と大絶賛、娘のリラも「今まで食べたハチミツで一番おいしい!」と言って週末の朝食時には必ず一口、二口・・。甘いだけではない、口に含んだ途端そのパワフルな味に圧倒されます。

ジョカニのハチミツ2017 (2)

我が家のミツバチたちは、冬の今も穏やかな日は忙しそうに巣箱を出入りしています。
アイルランドでは、2月がミツバチにとって最も過酷な月と言われています。でも今年は暖冬で厳しい寒さがないのと、数週間前からはハリエニシダの黄色い花も咲きはじめました。
ミツバチがいるだけで、こんな風に私たちも自然の変化に敏感になっていきます。また少し成長させてもらったような、嬉しい気持ちです。

今月を乗り切れば、ゆっくり春がやって来る。
我が家のミツバチたちからハチミツのおすそ分けをいただく日も、ゆっくりやって来そうです。


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2016.09.23 07:33|養蜂
「ミツバチを飼いたい」と夫が言い出したのは数年前のこと。
アイルランドの田舎では養蜂を趣味とする個人の人たちがよくいます。私たちもさっそく養蜂に必要なグッズを扱うお店に連絡をし、一通りのものを買い揃えました。

ようこそミツバチ!2016 (10)

親しい友人から譲り受けた箱もあり、あとはミツバチを入れるだけ。
とは言え、ミツバチってどうやって手に入れればいいの?
女王蜂と働き蜂等のグループを購入することもできるそうですが、養蜂箱を外に出しておけばいつか住み着いてくれることもあると言います。しかしそんな淡い期待も無念に終わり、ミツバチがやってくる気配はありません。

そんなところへ、ある日突然友人から1本の電話が入りました。

「私の友人の庭にミツバチの大群がいるっていうことなんだけど、パットがもし欲しいなら今すぐ取りに行ってみたら?」

まあ!まあ!!
「絶好のチャンスがやって来たわよ!ミツバチミツバチ!」と興奮する私に、たまたま家にいた夫は浮かない顔。
「そんなこと急に言われたって、どうやって取りに行けばいいか分からないし、無理だよ・・・」

こらー!!!

電話口の友人と私の説得に、渋々車を出す夫。
小一時間で戻ってきた夫は、さっきとは打って変わって真剣顔です。

「ミツバチの大群、木の枝にぶら下がってたから揺さぶってこれに入れた」

ようこそミツバチ!2016 (12)

えっ、バケツ!!?
蓋付きのプラスチックのバケツからはものすごい羽音が聞こえてきます。バケツの側面を触ると、あったかい!

夫は養蜂に詳しい友人のジョンに再三電話をかけながら指示を受けます。

「OK、今からミツバチ出すけど。うん、うん、蓋を開けて上から流し込めばいいんだね。分かった、やってみる」

ようこそミツバチ!2016 (9)

ザザザザーっと、ミツバチの群れを養蜂箱の上でひっくり返す夫。
保護スーツも何も着ていない夫ですが、刺される気配は全くありません。

ようこそミツバチ!2016 (8)

うわー。

ようこそミツバチ!2016 (6)

ジョンによると、養蜂箱の中にあるフレームとフレームの間に少しずつミツバチが入っていくはずとのこと。

ようこそミツバチ!2016 (4)

本当だ。だんだんミツバチの山が小さくなってきました。
蜂をつぶさない程度にまでなったら蓋をして、とりあえず完了です。

ようこそミツバチ!2016 (3)

焦って養蜂箱を設置したせいで、箱の向きも間違ってるしフロアも反対(あとでちゃんと直しました)。

世界的に深刻な減少が報告されているミツバチ。アイルランドでも事情は同じです。
養蜂と言えばすぐにハチミツを連想する私たちですが、我が夫はハチミツを取ることよりもミツバチが身近にいる暮らしがいい、と言います。自分たちのガーデンにミツバチがやって来ると、確かに嬉しいものです。

ようこそミツバチ。

ミツバチがやって来てから数週間。働き蜂たちは、元気に花蜜を集めて飛び回っています。


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望月えりか

Author:望月えりか
ウェブサイト「アイルランド田舎生活」のブログ版、日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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