FC2ブログ
2021.06.03 07:46|ワイルドフード
6月になると、我が家の周りはワイルドフラワーでいっぱいになります。
可憐な白のデイジー、元気な黄色のバターカップ、背高ピンクのカッコウセンノウ。
いろいろな種類の野草と共存しながら風にそよぐ花たちは、本当にきれいで自由。アイルランドの短い夏の始まりを教えてくれます。

レッドクローバー

眺めているだけで十分幸せなのですが、この季節になると私はいつもある花を摘みます。これこれ。

レッドクローバー (9)

英語ではレッドクローバーと呼ばれますが、これ、赤なのかなあ。日本ではムラサキツメクサ、アカツメクサ、赤クローバーなどの呼称で親しまれているそうです。赤?うーん。

数年前に友人の家でレッドクローバーのお茶をいただいたことがあり、これがとてもおいしかったので、それ以来レッドクローバーが満開になると両手にいっぱいの花を摘んでいます。
そこらじゅうに咲いているので手軽に収穫できて嬉しい。さあ、摘もう!
あれ?誰かいる?

レッドクローバー (11)

使うのは花の部分のみ。これだけあれば、今年はもう十分かな。

レッドクローバー (7)

摘みたてをポットに入れて、お湯を注ぐだけでレッドクローバーティーのできあがり。これこそまさにハーブティー。
保存するためには花を乾燥させます。気がついた時にひっくり返しながら、数日間風通しの良いところで乾かしました。

レッドクローバー (5)

それにしてもきれいだな~。
ピンク色の花は、乾燥させると色が濃くなって紫に近い色に。これを空き缶に入れて、一年分のお茶が完成です。

レッドクローバー (4)

お気に入りのココナツのビスケットと一緒に午後のティータイム。6月の明るい日差しがリビングルームに入ってきます。

レッドクローバー (2)

レッドクローバーは薬草(ハーブ)のひとつで、女性の更年期障害やぜんそく、咳に効くことで知られています。
お茶としてたまに飲むぐらいならまったく問題ないそうですが、サプリメントなどによっては強力なことがあるので、妊娠中の方や授乳中の方は控えるのが無難とのことです。

よく思うことですが、こんな風に植物一つ一つの名前を知って、効用を学んでいくと、「雑草」なんていうものはこの世にないんではないでしょうか。雑草というのは私たちの観念であり、身勝手な人間がつけたレッテルのように思えてなりません。
一般的に言われる雑草というリストから、少しずつ植物の名前が消えていく感覚が心地よい、アイルランドの田舎生活です。

望月えりか 初著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」
オンラインほか、全国の書店にて販売中
jig-01_帯付き_RGB
望月えりか@Instagram ―暮らしの中の美しいものを記録しています―
望月えりか @Twitter ―心に浮かんだこと、何気ない出来事や印象に残った瞬間を言葉にしています―
↓クリックすると不定期便の読者さんが増える!そうです。
にほんブログ村 海外生活ブログ アイルランド情報へ
アイルランド田舎生活のフェイスブックページへGo!

オンラインショップ「アイルランド田舎生活の小さなお店」はこちらです。
DSCF9221.jpgバリーズティー画像 (11)キャンベルズティー (7)
「ハンドメイド、手仕事のマーケットプレイスCreema(クリーマ)」にてアイルランドの毛糸を販売しています。
DSCF8878.jpgDSCF8815.jpgDSCF8816.jpg
オンラインショップ「ハンドメイド通販 iichi(いいち)」にて毛糸を使った作品を出品しています。
加工済みDSCF6934iichiに出店 (2)iichiに出店 (3)

テーマ:アイルランド不定期便
ジャンル:海外情報

2021.05.20 19:45|ワイルドフード
アイルランドの春は、わらびやゼンマイ、イラクサなど山菜が豊富です。知らなければ通り過ぎてしまいますが、食べられる自然の恵みが身近にあることに気づくと嬉しいものですし、摘んでいるとまるで自然の一部になれたような気分になってワクワクしてしまいます。
自分の口に入れるものだから、この植物はきれいな場所で育っているよね、大丈夫だよね、とどこかで確認している自分がいて、それが、きれいな空気やきれいな水を守っていかないといけないなあという意識に自然とつながっていく感覚。私にとっては、これが一番の収穫かなあ。

アイルランドの山菜の代表格と言えば、ワイルドガーリックではないでしょうか。(こんな記事も昔書いていました!→「ワイルドガーリックの移植」)
日本語ではラムソン、クマネギなどと呼ばれるそうで、アイルランドでは4月になると葉の部分を収穫してペストを作ります。

ワイルドガーリックのペストは私が友人たちとやっているガーデンクラブのランチで持ってくる人がいたりして、食べたことは何度もあるものの、自分ではこれまで作ったことがありませんでした。
我が家から歩いて5分ほどのところに、ワイルドガーリックが群生する場所があるのですが、ここはカトリーナというご近所さんの私道。気軽に散歩したり、自由に行き来してよね、とは言ってくれているものの、プライベートの道端でせっせとワイルドガーリックを摘むのはやはりどうもずうずうしい。
今年になって見に行ってみるとカトリーナのワイルドガーリックは更に繁殖していて、今がまさに収穫時。それでも。ね~、と思いながら眺めていると、カトリーナの近くに住むジャッキーとセッジが歩いてきました。

「ここのワイルドガーリック、どんどん増えてるわよね」

「本当に!収穫してペストを作ってみたいなとは思うけど、勝手に摘むのは心苦しくてね」

「全然(カトリーナは)気にしないと思うわよ!」
「むしろ、誰かが摘んでくれたほうがいいんじゃない?これだけあるんだから」

というような会話をしました。

そうだよね。摘めたらいいよね。思い切って、カトリーナに訊いてみればいいんだよね。

そして数日後。

ワイルドガーリック2021 (2)

カトリーナの道はブナの大木が並び、ただでさえ美しいので私はよくダロックくんをボギーに乗せて散歩に行くのですが、ここでカトリーナに会うことができました。
彼女はステンドグラス作家で、我が家の土地の隣にかわいらしい木造の工房を持っています。彼女は今、アイルランドステンドグラス協会に所属する作家たちのコラボレート作品を作るため、集められたグラスアートの一つ一つをつなぎとめていくデリケートな作業の真っ最中。
「ああエリカ、みんなから集まった作品がね、とっても美しいのよ!ちょっと時間あるならぜひ見に入って、こっちこっち」と工房に案内してくれました。

繊細で、さまざまなメッセージのこもったグラスのかけらたちは、光にかざすと色も表情もまた変わって、ほれぼれする美しさ。それぞれの作品について熱心に説明してくれるカトリーナを見ていると、ああ、この人は本当にこの仕事が好きなのだなあということが伝わってきます。ほかにも、子どもの話、ガーデニングの話、私の糸紡ぎの話、カトリーナも昔没頭していたという染色の話で盛り上がりました。そして、ワイルドガーリックのこともこの時、訊いてみたのです。
「まったく構わないわよ!自由に摘んでちょうだい。私もときどき料理に使うけどトッピング程度だから全然減らないの」

と快いYesをいただきました。わー、嬉しい。
彼女の工房をあとにし、そのまた数日後。紙袋をボギーに入れ、自転車に乗るショーンも連れて、念願のワイルドガーリック摘みに出かけました。

ワイルドガーリック2021 (3)

生い茂ってる!!!
大きくて元気な葉を選んで、収穫していきます。5月になると白くてきれいな花を咲かせるワイルドガーリックですが、収穫は花が出てくる前が望ましいそうです。

袋にいっぱいのワイルドガーリックを収穫させてもらいましたが、振り返って見ると私が摘んだ形跡は見事にゼロ。よかった。これなら来年も元気に増えてくれそうです。

ワイルドガーリック2021 (5)

さっと洗って、オリーブオイル、ナッツ、パルメザンチーズ、塩こしょうと一緒にブレンダーにかけるだけで出来上がります。
パインナッツを使うレシピが多いようですが、私はキッチンにあったウォールナッツを使いました。2回目に作った時は、オーブンであらかじめローストしておいたヘーゼルナッツで。風味が微妙に異なり、こちらも美味。
ブレンダーという機械はあると便利なのですが、音もうるさいし私はあまり好きではありません。電気を使わず、包丁やペスト作り用のナイフで根気よくすべての材料を細かくしていったほうが、風味が損なわれずおいしくできると書いてある本もあります。時間のある時にやってみよう。

ワイルドガーリック2021 (4)

煮沸消毒したガラス瓶にペストを入れ、ペストが空気に触れないようオリーブオイルをたっぷり上にかけてからふたをして、ワイルドガーリックのペストが完成です。冷蔵庫で保存して、もう3週間ほど経っていますがまだ食べられます。

ワイルドガーリック2021 (7)

定番はなんと言ってもパスタ。ゆで上がったパスタに絡め、塩加減を調整するだけで簡単なランチになります。我が家のビニールハウスで収穫したサラダと一緒に。
クラッカーに乗せて食べたら、こちらも感動的なおいしさでした。作ってよかったー!

5月に入った今でも、夕方の時間帯によくカトリーナの私道を散歩します。
西日を受けたワイルドガーリックは、美しい白い花を咲かせ、それは見事です。

ワイルドガーリック2021 (1)

なんてきれいなんでしょう!

ワイルドガーリック2021 (6)

自然が織りなす美を見つめながら、カトリーナの工房で見た人の手が織りなすグラスアートの美しさも重ねていました。
どちらも劣らず美しい。

たくさん作ったワイルドガーリックのペストは、カトリーナにおすそ分け、ジャッキーとセッジにも。どうせなら仲良くしているほかのご近所さんにもと配っていたら、結局手元に半分ぐらいしか残りませんでした。
でもいいのです。
カトリーナはメッセージをくれて、ペストがあまりにおいしくて、2日間ほどで食べ切ってしまったとのこと。そんなに喜んでもらえたのならと、もう一瓶届けてきました。

同じ土地に暮らす人たちで、その土地に育つ食べ物を共有できること。これって、すごく幸せなことだと思いませんか。
また来年、こんな風に収穫して、こんな風におすそ分けしながらペストを楽しめたらいいなと思います。

望月えりか 初著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」
オンラインほか、全国の書店にて販売中
jig-01_帯付き_RGB
望月えりか@Instagram ―暮らしの中の美しいものを記録しています―
望月えりか @Twitter ―心に浮かんだこと、何気ない出来事や印象に残った瞬間を言葉にしています―
↓クリックすると不定期便の読者さんが増える!そうです。
にほんブログ村 海外生活ブログ アイルランド情報へ
アイルランド田舎生活のフェイスブックページへGo!

オンラインショップ「アイルランド田舎生活の小さなお店」はこちらです。
DSCF9221.jpgバリーズティー画像 (11)キャンベルズティー (7)
「ハンドメイド、手仕事のマーケットプレイスCreema(クリーマ)」にてアイルランドの毛糸を販売しています。
DSCF8878.jpgDSCF8815.jpgDSCF8816.jpg
オンラインショップ「ハンドメイド通販 iichi(いいち)」にて毛糸を使った作品を出品しています。
加工済みDSCF6934iichiに出店 (2)iichiに出店 (3)

テーマ:アイルランド不定期便
ジャンル:海外情報

2020.05.26 23:50|ワイルドフード
私と同じようにアイルランドに暮らす日本人の友人が数人います。一年に数回しか会う機会のない友人ばかりですが、気が合って、気持ちのいいつきあいができるありがたい友人たちです。リムリックに住む友人もその一人。

ある時、食べもの好きの彼女から嬉しいお誘いをいただきました。

「えりかさん、今度一緒にわらび採りに行きませんか?アイルランドでも春になるとわらびが収穫できるんですよ」

家の周りに生えるゼンマイを収穫して食べたことは去年の記事に書きましたが(これも食べちゃおう。ゼンマイ)、シダの一種であるわらびはなぜか私たちの土地には見当たりません。

わらびかあ!いいわねえ。
わらびは日本では山菜のひとつ。春に出てくる若い芽を摘んで食します。実は、横浜市で育った私はわらびやゼンマイが食卓にのぼった記憶がなく、わらびの味と言われてもピンと来ない。アイルランドで初めて食すわらびとなりそうです。

エニスの町で友人と待ち合わせをして、車で連れてきてもらったのはバレン高原。好天に恵まれました。

Burren with Lily 2014 (5)

葉っぱが生える前の新芽を摘むといいということで、友人に教えてもらいながらバレンで初めてのわらび狩りをしました。
わらびはこういう乾燥した場所が好きなんですね。

この日収穫したわらびは、自家製のお味噌と酢で和えてご飯と一緒にいただきました。淡白な味や食感がおいしいわらび。友人に感謝です。

一度収穫を経験すると、目が肥えるとでもいうのでしょうか。生えていそうな場所や形状が分かってくるので発見しやすくなります。今度行った時は一人でも分かるかも。
来年の春にまた収穫に行けたらな。この時は、そう思っていたのです。

さて。数日後、近所のファームに牛乳を買いに出た私。

ん?あれ?
いや待てよ。こんなことってあるの?

確かに私たちの土地には一本も生えていないわらびですが、歩いて5分ほどの道の脇に威勢よく伸びているこれは・・・まぎれもなくわらびではありませんか?!

わらび2019w (5)

灯台下暗しとはまさにこのこと。
なんと、ここにもあそこにも、収穫にもってこいのサイズのわらびが頭をもたげていたのです。

これは、摘むしかない!

わらび2019w (8)

片手では持ち切れないほどの束のわらびが、あっという間に採れました。どうして今の今まで気づかなかったんでしょう!

わらび2019w (1)

思わぬ豊作となった近所のわらびに大興奮の午後。今度は味噌和えだけでなくいろいろな調理法を調べ、試してみることにしました。炊き込みご飯、パスタ、サラダ、ナムルにしょうゆ漬け。

わらび2019w (16)

自然の恵みである山菜は、英語圏ではWild Food ワイルドフードと呼ばれる食材に属します。この季節だけに楽しめる、旬の味。せっかくだからもう少し摘んで、もう少し味わってしまおう。

数日後、今度は袋を持って反対側の道を歩いてみるとここにもわらびの群生を発見。やったー。
いそいそと摘んでいると、近くに住むファーマーのキティーが犬との散歩から戻ってきたようです。「何を摘んでるの?」

わらび2019w (7)

「これこれ、Bracken(わらび)。日本では食用にするのよ」と話すと案の定「へえ!食べられるなんて知らなかった」との反応。

「ま、私はどうせ食べないから取りたいだけ取っていってよ。この植物ね、子どもの頃父親に『牛が食べるといけないから、見つけたら引っこ抜くように』って言われたの覚えてるわよ」

そうなのです。わらびは生で食べると中毒を起こすことがあり、食用時には必ず重曹などを使ってあく抜きをしなくてはなりません。
そんな手間をも惜しまずにシダ植物を食す我々。これはアイルランドの食文化にはありません。道路脇にかがみこんで、せっせと摘んでいるのは日本人の私だけ。わらび摘み放題とはまさにこのことです。

4月の頭に生まれたおチビちゃんの世話と産後の回復中ということもあって、今年はあやうくわらびの収穫を逃すところでした。パットさんと息子のショーンに手伝ってもらい、おいしいわらびをたくさん摘んで、さっそく炊き込みご飯にしていただきました。残りはおしょうゆと白ワインにおろししょうがと唐辛子を少し入れた瓶に入れてしょう油漬けに。
あと少しだけ、春の味を楽しめそうです。

望月えりか 初著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」
オンラインほか、全国の書店にて販売中
jig-01_帯付き_RGB
望月えりか@Instagram ―暮らしの中の美しいものを記録しています―
望月えりか @Twitter ―心に浮かんだこと、何気ない出来事や印象に残った瞬間を言葉にしています―
↓クリックすると不定期便の読者さんが増える!そうです。
にほんブログ村 海外生活ブログ アイルランド情報へ
アイルランド田舎生活のフェイスブックページへGo!

オンラインショップ「アイルランド田舎生活の小さなお店」はこちらです。
DSCF9221.jpgバリーズティー画像 (11)キャンベルズティー (7)
「ハンドメイド、手仕事のマーケットプレイスCreema(クリーマ)」にてアイルランドの毛糸を販売しています。
DSCF8878.jpgDSCF8815.jpgDSCF8816.jpg
オンラインショップ「ハンドメイド通販 iichi(いいち)」にて毛糸を使った作品を出品しています。
加工済みDSCF6934iichiに出店 (2)iichiに出店 (3)

テーマ:アイルランド不定期便
ジャンル:海外情報

2019.05.09 06:27|ワイルドフード
いつか、誰かから「アイルランドのゼンマイも食べることができる」と聞いたことがありました。
私は日本の住宅地で育ったのでいわゆる「山菜」というものが身近になく、テレビのニュースで山菜狩りを旬の行事として眺める程度でした。ですから、「ゼンマイ」という食べ物も聞いたことはあったし、大人になってからはそれがシダ植物の新芽らしいことも理解はしていたのです。アイルランドは雨量が多く、年間を通して湿度が高いせいか、じめじめとした土地を好んで自生するシダがとっても元気です。我が家の敷地内にも、垣根に沿った日陰や木の根元など、それこそそこらじゅうにシダが生い茂っています。

ゼンマイの収穫2018 (8)

シダ植物は最古の陸上植物として知られており、世界中にいろいろな種類のシダがあるそうです。我が家の周りでは、毎年同じ場所の同じ株から芽が出てきます。

ゼンマイの収穫2018 (5)

ぐるぐる。ぐるぐる。
まるでアート作品のようだと思いませんか。

ゼンマイの収穫2018 (10)

このらせん状のゼンマイは、英語で「Fiddleheads」と呼ばれます。フィドル=ヴァイオリンの頭、つまりヴァイオリンのスクロールに似ていることから来ているのですね。確かにそっくり。

ゼンマイの収穫2018 (6)

どんな種類のシダでも食べられるそうですが・・・この毛むくじゃらくんを摘むの・・・?
日本のゼンマイとは明らかに種類が違うようです。周囲の知人に訊いてみると「そうよ!茶色い毛を取るのがやっかいだけど、頑張って」と言ってくれたので、自信を持って収穫です。

ゼンマイの収穫2018 (4)

台所で作業する私をちらりと見るパットさん、しばし沈黙。
「・・・あまり食欲をそそる光景ではないね」

指先を上下させてこするようにするときれいに毛が取れ、つるつるの肌が見えてきました。時間のかかる作業です。ひいひい。
さあ、このあとは重曹とお湯を使ってあく抜き処理をします。

お湯がみるみる赤みを帯びてきます。しばらく浸けておいてから水を捨て、きれいな水に取り替えます。何度か繰り返し、1~2日すると水が濁らなくなるので、これであく抜きの完了。

ゼンマイの収穫2018 (2)

あ、食べられそうな姿になってきましたよ!

今回は初めての収穫だったので欲張らず、量は少なめ。友人から教えてもらったレシピにならって、日本人らしくしょうゆ漬けを作ってみました。

ゼンマイの収穫2018 (1)

ご飯に少し載せて食べてもおいしいとのこと。まさに和のお味!
残ったゼンマイは、パスタの具としてもいただきました。淡白だけど独特の風味でおいしかったです。不審がっていたパットさんも満足満足。

ブラックベリー、きのこ、木の実、イラクサ・・・アイルランド不定期便のブログでは、今までさまざまな自然の恵み、ワイルドフードをご紹介しています。無料(ただ)で食べ物が手に入るんだからお得よね、というコメントも聞いたことがありますが、私の中にこの価値観はありません。それよりも、ワイルドフードの収穫は自分の暮らす土地を自分の足で歩く機会を与えてくれます。自分の暮らす土地を知ることで育まれる愛着心。きれいな空気をたくさん吸って、いろいろな種類の野鳥のさえずりから鳥の名前をおぼえ、ご近所さんと道端であいさつ。自然と自分の接点を再確認させてくれる時間は、私の暮らしの基礎を作ってくれるのです。

それにしても、今回は下処理がちと大変でしたね。アイルランドのゼンマイ・・・また収穫するかな~。どうかな~・・・。

望月えりか 初の著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」オンラインほか、全国の書店で販売中
望月えりか@Instagram ―暮らしの中の美しいものを記録しています―
望月えりか @Twitter ―心に浮かんだこと、何気ない出来事や印象に残った瞬間を言葉にしています―
↓クリックすると不定期便の読者さんが増える!そうです。
にほんブログ村 海外生活ブログ アイルランド情報へ
アイルランド田舎生活のフェイスブックページへGo!

オンラインショップ「アイルランド田舎生活の小さなお店」はこちらです。
DSCF9221.jpgバリーズティー画像 (11)キャンベルズティー (7)
「ハンドメイド、手仕事のマーケットプレイスCreema(クリーマ)」にてアイルランドの毛糸を販売しています。
DSCF8878.jpgDSCF8815.jpgDSCF8816.jpg
オンラインショップ「ハンドメイド通販 iichi(いいち)」にて毛糸を使った作品を出品しています。
加工済みDSCF6934iichiに出店 (2)iichiに出店 (3)

テーマ:アイルランド不定期便
ジャンル:海外情報

2019.03.30 02:30|ワイルドフード
スイバ?何それ?なじみのない名前です。私も今回記事を書くまで、この日本語名を知りませんでした。
英語ではSorrel(ソレル)。いくつか種類があるようですが、中でも定番のCommon Sorrelは、私たちの家の周りでも簡単に見つけることができます。スイバは、食べられる野草です。

日本では野生のスイバの新芽をとって食べるそうです。春の山菜のひとつですね。
アイルランドでは、ピューレにしたり魚料理の添え物にしたり。初春のスイバは葉が柔らかいので、グリーンサラダとして食べてもおいしいのです。

さあ、家の裏の土地をてくてく歩いて、スイバを摘みに行こうっと。

3月の畑2019年 (2)

遠目ではただの草地に見えても、実際に歩いてしゃがんでよーく観察してみると、実にさまざまな植物が共生しているものです。タンポポやデイジー、キンポウゲ。数種類の苔やイグサ、イラクサの姿もあります。

そしてそんなところに・・・

スイバの収穫 (3)

発見。スイバもありました!
子どもたちも食べられることを知っているので、小さい頃からスイバの葉を見つけてはむしってもぐもぐ食べています。

苔やアイヴィーの葉に混じって、低い石垣の上にも群生していました。わーい。

スイバの収穫 (2)

きれいな葉を摘んで、一人でゆっくり食べるランチ用にサラダを作ります。昨日のディナーで残ったローストポテトを、オリーブオイルを使ってフライパンで加熱し、シンプルランチの完成です。
さて、お味は?

スイバの収穫 (1)

うーん、レモンのように酸っぱい!私はビニールハウスの中で摘んできたルッコラやレタスと一緒に食べたので、スイバの酸味が強すぎずちょうどよかったです。
スイバは「酸い葉」だそうで、その酸味で有名なのですね。

私たちの食品は、何もお店で買うものばかりではありません。ふと足元を見れば、食べものは自然の中にもある。そんな自然の恵みを、一つ一つ発見していく瞬間、味わう時間というのは楽しいものです。たとえ糸のように細くとも、自然と自分がつながっていると思える時。いつもの見慣れた風景が変わってきます。
スイバのサラダ、もっと作ろうっと。

望月えりか 初の著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」オンラインほか、全国の書店で販売中
望月えりか@Instagram ―暮らしの中の美しいものを記録しています―
望月えりか @Twitter ―心に浮かんだこと、何気ない出来事や印象に残った瞬間を言葉にしています―
↓クリックすると不定期便の読者さんが増える!そうです。
にほんブログ村 海外生活ブログ アイルランド情報へ
アイルランド田舎生活のフェイスブックページへGo!

オンラインショップ「アイルランド田舎生活の小さなお店」はこちらです。
DSCF9221.jpgバリーズティー画像 (11)キャンベルズティー (7)
「ハンドメイド、手仕事のマーケットプレイスCreema(クリーマ)」にてアイルランドの毛糸を販売しています。
DSCF8878.jpgDSCF8815.jpgDSCF8816.jpg
オンラインショップ「ハンドメイド通販 iichi(いいち)」にて毛糸を使った作品を出品しています。
加工済みDSCF6934iichiに出店 (2)iichiに出店 (3)

テーマ:アイルランド不定期便
ジャンル:海外情報

07 | 2021/08 | 09
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
About Me

望月えりか

Author:望月えりか
書く人。日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と5人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」(出版舎ジグ)
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

Latest Articles

Twitter

facebook

Categories

Click, please!

クリックすると不定期便の読者さんが増える!そうです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アイルランド情報へ

Visitors

Monthly Archives

ブログ内を検索する

Links