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2020.07.30 01:50|家 族 / 故 郷
ガーデニングとはほぼ無縁だった母が、数年前からベランダで植物に水やりなどをするようになりました。最初は朝顔や私がオンラインで注文してプレゼントしたガクアジサイなど花が中心だったのが、いつの間にかパセリやしそなどのハーブが加わり、そのうち「上の階の林さんからトマトの苗をもらった」、「近所の花屋さんでピーマンの苗が売ってたのよ」と、コンテナや鉢植えを利用して野菜を育てているようです。

水やりが大変だとか害虫をどう駆除したらいいのかなど悩みもあるようですが、はつらつとした口調でベランダの植物の話をする母。もともと農家の長女として育った母ですから、土を触るのは初めてでないにしても。なんだか楽しそう。
福島できゅうり農家をしている妹に電話をしては、きゅうり栽培のコツなどを教えてもらっているようです。

スマートフォンを使って写真を送る方法を覚えた母から、ある日届いた写真はこちら。

お母さんベランダガーデン2020 (1)

私が日本に住んでいた頃は同じベランダでハーブと花を中心にガーデニングを楽しんでいましたが、どうやら私が置いていったテラコッタの鉢なども使っている様子。私が結婚してアイルランドに移住してしまった時は「じゃまでしょうがない」なんて愚痴を言っていたのに。

最近では、
(母)「今朝初めてきゅうりが収穫できたのよ~。朝ご飯で食べておいしかったわ~」
(私)「えっ、私のきゅうりの苗はまだビニールハウスの中で花も咲かせてないのに?」

(母)「見て見て、なす!」
(私)「えっ、なす?まだアイルランドは寒すぎて外にも出せてない!」

と、母のベランダガーデンのほうがはるかに先を行っている!なんということでしょう!
でもそうだよね、日本のように気候に恵まれていて、あれだけ穏やかで温暖な天気に恵まれているのだから、野菜なんてあっという間に育っちゃうんだろうな~。いいな~。

お母さんベランダガーデン2020 (2)

パートの仕事も続けているし、コーラスやスイミングなどもこなして忙しくしている母でも、十分に楽しめる野菜作り。育てる楽しみに加え、食べられる野菜は日々の料理にも使えて、「あ、しそをお豆腐に散らそう!」なんていそいそとベランダに出ていけるのも嬉しいですよね。

団地の自治会メンバーになった母は団地内の植栽管理などもやるそうで、「各棟の前に広がる芝生を区分して畑にすればいいのになあ」などとつぶやいております。そうなったらいいのにね~。

皆さんもやっていますか?ベランダガーデン。

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2017.09.14 08:01|家 族 / 故 郷
リムリックに住む友人が遊びに来た際、ちょうど我が家の台所にあったクッキーをつまんで「このクッキーおいしいですね!」と言います。

ノンタンクッキー (3)

「クッキーのレシピ、見せてあげようか?」とにんまり答える私。
そしてじゃじゃーん、と取り出したのがこちらです。

ノンタンクッキー (11)

ノンタン。
絵本作家キヨノサチコさんの絵本シリーズ「ノンタン」と共に幼少時代を過ごした私ですが、「懐かしい!」と思われる方も多いのではないでしょうか。
「ノンタンのたんじょうび」は、ノンタンのお友だちがノンタンに内緒でお誕生日パーティーを開いてくれるというストーリーです。ノンタンをかたどったいろいろなクッキーを焼いてノンタンをびっくりさせてくれたうさぎさんやたぬきさん。そのストーリーに合わせて、本の見開き部分にクッキーのレシピが載っています。我が家では、私が子どもの頃からこのレシピを見て日本の母が型抜きクッキーを焼いてくれていたのでした。

ノンタンクッキー (9)

生地さえできてしまえば小さい子どもたちでも思い思いの型で楽しく作れる型抜きクッキー。アイルランドの我が家でも、ノンタンクッキーのレシピが大活躍しています。

ノンタンクッキー (4)

簡単でサクッと軽い、甘さ控えめのこのクッキーは、我が家の子どもたちだけでなく家に遊びに来る近所の子どもたちにも大人気。大人たちでさえ「どんどん食べちゃう!」というわけで、誰でも笑顔にしてくれる魔法のクッキーです。

ノンタンクッキー (10)

今やスマホやタブレットの画面を見ながら料理をする時代・・・なのかもしれませんが、こんな思い出いっぱいのレシピが一つでも手元にあると心がホッとするものです。ページにシミのついた、セロテープで何か所も修正のしてあるレシピ。
これからも大切にしたいと思います。

余談ですが、アイルランドではクッキーとは呼ばずビスケットと言いますね。クッキーはアメリカ英語でしょうか。
さっきから私も「クッキー」と呼んでいるけれど、日本語の時にはクッキーと呼んで、英語を話している時はビスケット、もしくは砕けてビッキーBickie(s)と呼んでいます。


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2017.07.04 09:00|家 族 / 故 郷
2週間前まで横浜市の実家にいたのに、今はこうして牧草地に放たれた2頭のポニーを撫でながら、彼らの馬糞を拾い集めている私。
アイルランドに舞い戻りました。
母国日本に帰国した時もホッとしたけれど、アイルランドに帰ってくる時にも似たような安堵感があります。

帰国後すぐに、時差ぼけのまま子どもの大きなイベントに出かける用事がありました。それに続けて日本からいらしたグループの皆さんをご案内する仕事があり、ずっと気持ちが張り詰めていました。

今やっと一息ついています。たまっていた皆さんからのEメールに一通ずつご返事をしたり、外では畑の大掛かりな草むしり、種まき、大量のニンニクの収穫など手を真っ黒にした力仕事の続く日々です。

ガーデン20176月 (2)

肩の力が一旦抜けたのでしょう。
時差ぼけは治ったはずなのに起きていられないほどの眠気に襲われ消灯もせずに眠っていたり、朝目覚めるたびに少しずつ心の疲れが取れていく感があります。

朝方のおかしな時間にふと目覚めると、窓の外からしとしとと雨音が聞こえていました。激しい雨ではありません。涼しい夜気が開けた窓からわずかに入ってきます。
暗闇の中の、かすかな雨音と冷気。
自分の棲み家に帰ってきたんだな、と気持ちの安らぐ瞬間でした。

来月にはまた大きな企画が待っています。まだこれに向けた準備もあり、気持ちを引き締めて臨みたいと思っています。
でも今は、束の間の休息。アイルランド不定期便も私ののんびりペースでまた更新していきます。


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2017.06.17 01:59|家 族 / 故 郷
日本に来ています。

横浜市の実家に滞在しながら、3週間の帰省です。日本に帰国する時には、ほぼ毎回アイルランド音楽のプロデュースを兼ねているので実は大変忙しく、今回はなぜか殊更に忙しく感じられます。

そんな中、本日やっとぽっかり一日空きました。
ゆっくり朝食をとって、アイルランドから持ってきたバリーズティーを夫と2カップずつ飲みました。子どもたちを起こして、留守にしていた間の話を一つずつ聞かせてもらいました。私の父と過ごした楽しい時間、母とのスイミング、上野の科学博物館で見たもの。今日はバスにも電車にも乗らず、地元で少し買い物をして、パソコンで少し雑務をして、それから空が暗くなってきました。
ああ、アイルランド不定期便を更新しよう。

3年ぶりの日本は、まったく素晴らしいです。我がニッポン。いい国だな、と感じます。
私がどこに住んでいても何をしていても、日本人であるという事実が変わることはありません。この国は、私が死ぬまで、そして私が死んだあとも、ずっとずっと私の母国です。自分の国に対して、常に自虐的でありたくはありません。
私は楽観主義とよく言われますが、何事も、特に何かを変えたいと思っている時は、そこに希望がなければいけないと思うのです。落胆して文句しか出てこないのでは、いい方向に舵を切ることが私にとってはとても難しい。

3年ぶりの日本に対して、失望も悲観もありません。家族に会って、家族の愛情を改めて感じました。アイルランド音楽を通して、多くの素敵な人たちに会いました。近所の道やお店で見知らぬ人と何気ない言葉を交わし、ホッとする瞬間がありました。希望のたくさん見える帰省です。

理屈抜きに愛せる国。それが母国かなと思います。

さて、田舎育ちの子どもたちは、アーバンライフも難なくこなし満喫しています。
地元のお店に向かう途中、熟れたヤマモモの実がたくさん地面に落ちていました。

ヤマモモ2017年6月 (2)

「ママが子どもの頃はこれよく食べたなあ」と言うと、「食べれるの?」とさっそくきれいな実を探し始める子どもたち。私もついでに拾ってみると、幼い頃の記憶が実の赤と同様鮮やかによみがえってきました。


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2014.12.23 18:17|家 族 / 故 郷
今年も、クリスマスツリーを手に入れました。

クリスマスツリー2014 (5)

本物のモミの木を使うなんて、日本にいた時には考えられませんでしたが、アイルランドでは12月に入ると町のあちらこちらで切り取ったモミの木を売り出しています。
フェイクのクリスマスツリーなら苦労して車に積んで運んでくることもないし、とげとげの葉が指に刺さることもない、毎年同じものが使えて楽なのですが、本物のモミの木に比べるとやはり味気ないと感じる人が多いようです。
おまけにモミの木は香りもすごくいいのです。リビングルームにかすかに漂うモミの木の香りは、嗅ぐたびにクリスマスが来たのだなあと感じさせてくれます。

さて、そのツリーの飾りつけはもちろんいつも子どもたちの役目ですね。

クリスマスツリー2014 (2)
ほらショーン、変な顔をしない・・・!

我が家のツリー用のデコレーションは、あまりしゃれたものはありません。
自分で買い足したものもありますが、半分ぐらいは夫の実家からもらい受けたもので、夫たちが子どもの頃に使っていたものです。

クリスマスツリー2014 (4)

これなんて、ちょっとヴィンテージみたい。

クリスマスツリー2014 (6)

この美しいベルの形をしたデコレーションは、今年フィークルの村のクラフトフェアで購入したもの。インドの工芸品だそうです。お気に入りの一品。

子どもたちお手製のデコレーションもたくさんあります。

クリスマスツリー2014 (3)

学校で作ってきたものや家で紙や毛糸を使ってせっせと作った子どもたちのデコレーションは、毎年取っておきます。
「あ、これ私が作ったやつじゃない?」なんて言いながら、一年に一度のデコレーションとの再会を喜んでいる子どもたち。

クリスマスツリー2014 (7)

統一性なんて全然ない、いろいろな素材や形のデコレーションが混在する我が家のツリー。
でもそれでいい。それがいい、と思います。

そうそう、アイルランドではクリスマスカードを送りあう習慣もありますが、いただいたカードはしまわずに家のどこかに飾りつけておくのが普通です。クリスマスカードはきれいな絵柄のものが多く、それだけで素敵なデコレーションになりますものね。

クリスマスツリー2014 (1)

我が家のものはフェルト地のトナカイや雪の結晶と小さな木の洗濯ばさみがたくさんついた紐状のもので、ここにカードを吊り下げます。毎年とっても重宝しています。

明日はとうとうクリスマスイブ。
皆さんも、Have a happy Christmas!



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望月えりか

Author:望月えりか
書く人。日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と5人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
著書「見飽きるほどの虹 アイルランド 小さな村の暮らし」(出版舎ジグ)
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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