2017.06.18 01:42|アイルランドで畑仕事
日本に着いてみると、なんと我が母が家のバルコニーで野菜を育てていることが分かりました。彼女はもともと農家の娘ではあるけれど、70近い今でも予定をみっちり入れる人でいつも忙しくしています。青々と生い茂る野菜に水やりをする姿に驚きました。

きゅうり、チェリートマト、ナス、ピーマン、しそ、パセリ。朝顔、あじさい、ゼラニウム。私が置いていったテラコッタの鉢も再びお役目をもらって、無機質だったベランダのなんて瑞々しいこと。

今日、上に住むご近所さんに会って立ち話をしたら、母の野菜作りのことを「娘さんの影響受けたって私には話してくれたんですよ」ですって。そんなこと、肝心の娘は初耳ですよ。

帰省中はいつの間にか水やりも任されている私。数日後にはアイルランドへ帰国(?)だし、そろそろ我が家の畑が気になる頃です。

夫のパットさんは、日本に来るたび日本の畑を眺めるのが好きです。
今回は外出先でジャガイモを発見。

ふむ。

子どもの国2017 (1)

ふむふむ。

子どもの国2017 (2)

これは?何やら見ております。

「日本人もジャガイモ好きだよね」との発言の裏には「ジャガイモは本当は僕たちのもののはずなのに」というアイルランド人らしい考え方が・・・ある気がするのだけれど?
こちらの場所もそうですが、ジャガイモの隣に大豆が植わっていることが多く、日本らしい風景だなと思います。

6月という月は、アイルランドでは真夏なんですね。
3週間の生長は著しいものなので、我が家の畑はジャングルのようになっているのではないかしら。
土を触りたくなってきました。


Erika Moc O'Connor@Twitter
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2017.04.06 07:50|アイルランドで畑仕事
リンボクの咲き乱れるアイルランド。春のさえずりとはまさにこのことと言わんばかりに、鳥たちが謳歌しています。

我が家の畑の準備も着々と進む4月、ビニールハウスの中でにょきにょきと土から顔を出すアスパラガスを楽しんでいます。

アスパラガス2017 (3)

種から育てたアスパラガスを鉢植えにして2株ほど持っていたのを、去年の春に初めてビニールハウスの中に地植えしてみたのです。株を植えっぱなしにしておけば数年は収穫ができるアスパラガスは、アイルランドでも外で栽培できると言われていますが、よほど手をかけていないと収穫まではなかなか難しいようです。

アスパラガス2017 (1)

ここ1ヶ月ほど、すらりとした長身のハンサムなアスパラガスを毎日収穫しています。
あとからあとから出てくるものの、まだ若い株なので一日に数本しか取れません。束をざっと茹でて・・というにはあまりにさびしい量なので、大抵は穫れたらその場でパクパク食べてしまいます。

ああ、これはおいしい。
柔らかくて甘くてやさしくて。アスパラガスは、上に伸びようとする生命の力のおすそ分け。
自分で育てた初めてのアスパラガスは、初春の季節にだけ味わえる最高のスナックです。
お金では買えないささやかな幸せを、また一つ発見しました。


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2017.01.24 08:57|アイルランドで畑仕事
皆さんご無沙汰しておりました。クリスマスが終わって、お正月も終わって、気がつけば久々のブログ更新となってしまいました。
まあこれも「アイルランド不定期便」ということで・・・良しとしましょう。

年初めには毎年気持ちを引き締めて、やや生真面目なごあいさつをするのがここ数年の恒例となっていました。
今年は何を書こう・・・としばらく考えてはいたものの、変に説教臭くなるのも嫌だしなあ・・。
直接的なことを一方通行で主張するよりは、年間を通して、四季を通して、またアイルランドの自然や私の身の回りの出来事を通して、読者の皆さんに思い思いの形で読んでもらい、皆さんそれぞれの感性でもって受け止めてもらえれば、それが一番いいのかなと思っています。

そんなわけで、2017年最初の記事です。

この冬、我が家の畑はまだまだ頼もしく食卓に野菜を提供してくれています。
ゆうに10年以上畑仕事をしている私ですが、毎年新たな発見があり、未だ多くを学ぶ日々です。ガーデニングはゴールがないからこそ、失敗も含め楽しいのかもしれません。
去年の夏と秋に蒔いた種のタイミングが良かったのか、はたまた土が大幅に改良されたせいなのか。冬になっても食べるものが畑にあるというのは嬉しいものです。

そのメインの野菜の一つがこちら。

根菜2016 (3)

大きく太ったカブ。それも頭の部分がピンクがかったアイルランドの定番カブです。切ると中は真っ白で、やや辛みのある味は生でサラダとしてももおいしくいただけるしスープに入れても良し、炒めものもよく合い大変重宝する野菜です。

根菜2016 (2)

今年はニンジンも豊富です。
ニンジンって、スーパーで買うものはオーガニックと書いてあっても味気なくておいしくないなと思ってしまいます。が、自分で育てるニンジンはまるで別物の野菜のよう。

ニンジンって、こういう香りでこういう味だったよね!本当は、野菜はみんなこうでなくちゃいけないよね。

ニンジン使おう、という時には裏口からパパッと外に出て2~3本掘り起こす。
完璧な形のものばかりではありませんが、この味をしめたらもうやめられません。子どもたちは生のニンジンをそのままかじるのが好きで、こんな小さな頃からニンジン本来の味を知っているとはなんて幸せなのだろうと思います。

根菜2016 (1)

今年はしゃきしゃきの大根もできました。
これらの野菜は、葉っぱももちろんおいしくいただきます。

さて。今晩のおかずに・・と思って収穫したものを並べてみたら、根菜だらけなことに気がつきました。

そうか、「冬は根菜」とはこういうことなのか!
「根菜は冬が旬」ということを、今まで頭でしか分かっていなかったんだなあとつくづく感じます。

暦を見れば、既に1月も後半にさしかかっています。
ビニールハウスを持つ身の私は、今月中にナスの種を蒔かねばなりません。来月になればトマト、ピーマン・・とどんどん忙しくなります。冬真っ只中のアイルランドですが、春が確実に近づいていることを感じさせてくれるのも畑仕事のある暮らしのおかげなのです。


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2016.12.10 10:53|アイルランドで畑仕事
冬は畑仕事が一段落する季節。肌寒く、日も短くなって家の中で過ごす時間が自然と増えるものです。
ですが、何も作業がないわけではありません。
冬は畑のコンポスト作り、土作りにいそしむのが恒例となりつつあります。

栄養満点のコンポストを作るには、いろいろな素材を使うことができます。
我が家の場合はすべて身の回りにあるもので作るのが普通で、台所から出る生ごみや芝刈りをしたあとの芝、雑草などのほかにも新聞紙や段ボールの箱を投入することもあります。

中でも私のお気に入りのコンポスト素材はこれ。

2015年落ち葉 (9)

落ち葉ですね。
子どもたちとの落ち葉拾いも楽しかったですが(「落ち葉も貴重な肥料」)、ここ数年ほどはガーデンクラブのメンバーたちに手伝ってもらっています。

2015年ガーデンクラブ (7)

我が家の林の木々たちもどんどん大きくなっているから、落ち葉の量は相当なものです。
大きなビニール袋をいくつも落ち葉でいっぱいにして、畑の近くのコンポストに運びます。

落ち葉でコンポスト作り (6)

「落ち葉拾い」なんて言うと聞こえはいいかもしれませんが、実際には結構な肉体労働なのです。
落ち葉は乾いていても地面は湿気を含んでいて、しばらくすると両手は土で真っ黒になります。おまけに落ち葉がぎゅうぎゅうに詰まったバッグは案外重く、これをうんせうんせと何往復もかけて運んだあとは腰も腕も筋肉痛になりそうです。

エコな暮らしは、手を汚さなければできません。

落ち葉でコンポスト作り (2)

コンポストは、ガーデンフォークを使ってときどきひっくり返してやると空気がよく通って微生物の活動を促すことができます。
まだところどころ落ち葉が完全に分解されていないコンポストからは、数えきれないほどのミミズがうじゃうじゃと出てきました。

落ち葉でコンポスト作り (5)

コンポストを一度空っぽにして、底のほうから出来上がった土を取っていきます。

落ち葉でコンポスト作り (1)

きれいなコンポストが完成!これをえっちらおっちらと畑に運んで、土にすき込んでいきます。
落ち葉で作ったコンポストはふっかふかで軽いのが特徴です。畑の土も喜んでいるかのよう。

新しい落ち葉をどんどん投入して、来年の春に備えます。

2015年ガーデンクラブ (1)

土作りというのはまことに地味な作業です。それよりも小さな野菜の苗が育っていく様子を見ている方がよっぽど楽しい。
しかし長年野菜を育てていると、土作りがいかに大切なプロセスであるかを身をもって感じます。土が痩せていたら、野菜はしっかり生育してくれないのです。
それが分かってからは、土作りがずいぶん楽しくなりました。
春が来る前に良い土をたくさん作って、来年もおいしい野菜をたくさん育てたいなと思います。


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2016.11.10 01:26|アイルランドで畑仕事
りんごは、小さいものがいいと思います。
すっぽりと手の中に入るサイズのもの。バッグやコートのポケットにいつでもしのばせることができて、通りを歩く時や電車の中で、小腹が空いた時にそのままかじれるもの。りんごは、そんな存在であってほしいと思います。

赤や黄色、緑のいろいろな色のりんご。一つのりんごでも、正面が赤くて反対側は黄色かったりするのが自然で、私は好きです。
少しのシミや、いびつな形は気になりません。それどころか、一つ一つの果実が違う容姿であることは、一人として同じ顔の人間がいないのと同じこと。
りんごは不揃いで当たり前です。

今年は例年になくりんごが豊作で、会う人会う人りんごの話をしています。
先日などは、みんなが一時停止する十字路にりんごの入った木箱を発見。箱には「Apples. FREE(りんご。ご自由にどうぞ)」ですって。誰が置いたのかな。

ほとんど実のついていないように見える我が家のりんごの若木も。

りんご2016 (2)

近寄ってみると、ここにもあそこにも。

りんご2016 (1)

一つずつもぎ取っていくと、熟れたりんごがぽとりぽとりと落ちてきます。

りんご2016 (4)

結局用意した容器に入りきらないほどのりんごが、1本の木からとれました。

りんご2016 (3)

英語のことわざで、「An apple a day keeps the doctor away」というものがあります。
「一日1個のりんごを食べれば医者知らず」という意味で、りんごを実によく食べるアイルランドでもよく耳にします。

一日1個のりんごなら、果実が大きく手のかけられた高価なものではいけません。
アイルランドでは、5~6個の小ぶりのアイルランド産のりんごがパックになって売られています。一つのりんごは60円ぐらいでしょうか。

我が家のりんごの木は、そのほとんどがアイルランドに昔からあるネイティブのりんご。薬も何も使っておらず手間要らずで、秋になれば素朴なりんごがたくさん収穫できます。

味覚の秋。収穫の秋。
この週末はりんごをたっぷり使ったタルトを焼こう。


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発信者の紹介

望月えりか

Author:望月えりか
ウェブサイト「アイルランド田舎生活」のブログ版、日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎをしているほか、アイルランド伝統音楽の魅力を紹介するプロジェクト「ブラックバードミュージック」を運営しています。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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