2018.06.19 21:34|アイルランドで英語
ある日、パットさんが何かの申込書に自分の生年月日を書きこむのに「あれ?僕の誕生月って・・・」と指で数えてから「・・8。”08”か」と口の中で何やらもごもご言っています。

日本人の私は「え、どうして自分の誕生月が分からないの?!」ととっさに思ってしまいました。Augustは8月に決まってるじゃないの!
でもよく考えてみると、英語圏の人々にとってこれは起こり得ることなのかもしれません。
日本語では12ヶ月がそれぞれ1月、2月というように数字によって呼ばれているので、○○(日)/○○(月)/○○○○(年)という記入箇所があっても何ら問題なくスラスラと書きこんでいけます。
しかし彼らにとっては4月はエイプリル(April)、10月はオクトーバー(October)ですから、頭の中で一瞬考えないと月の番号が出てこなかったりするのでしょう。

そうか、そういうことだったのね。

デイジーのわだち2014 (2)

日本にも旧暦の時代には和風月名という美しい12の月の名前がありました。ここでちょっとおさらいしてみます。

1月  睦月(ムツキ)
2月  如月(キサラギ)
3月  弥生(ヤヨイ)
4月 卯月(ウヅキ)
5月 皐月(サツキ)
6月 水無月(ミナヅキ)
7月 文月(フヅキ)
8月 葉月(ハヅキ)
9月 長月(ナガツキ)
10月 神無月(カンナヅキ)
11月 霜月(シモツキ)
12月 師走(シワス)

こんなにきれいな日本の言葉が、もうほとんど使われなくなっているのは残念なことです。月を番号で呼ぶよりもずっと趣があると思いませんか。
新暦になり、月の名と実際の季節が合わなくとも、ぜひとも残しておけばいいのにと私などは勝手に思ってしまいます。

もし私たちが今でも和風月名を使っていたら、英語圏の人たちと同様に「あれ?私の誕生月は7?8?」と一瞬考え込んでしまうのでしょうかね。

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2018.06.06 08:49|アイルランドで畑仕事
数年前に親しい友人からブドウの苗をもらいました。
ブドウであるというだけで品種も何も分からないまま、大喜びでさっそく植えました。

アイルランドでは、よく自宅のビニールハウスでブドウを育てている人たちがいます。
私たちもハウスの中に這わせてみることにしました。

ぶどう2018年5月 (1)

苗はあっという間に大きくなり、去年初めてブドウを収穫することができました。
ブドウは木ですから、同じ場所から毎年出てきます。ある友人から、ビニールハウスのすぐ外に植えて枝だけを中に送り込めば場所を取らずに済むよというアドバイスをもらい、試してみることに。

ぶどう2018年5月 (4)

ふむ。

5月になると、既にブドウのベイビーができ始めます。

ぶどう2018年5月 (6)

ブドウって夏になるといつでも食べていたけど、どうやって結実するのか、花は咲くのかなど何も知らなかったことに気がつきました。
こんな風にできるんですね!

ぶどう2018年5月 (2)

これが少しずつ大きくなって、夏の終わりには食べ頃となります。
今年は去年に増して実の数が多いようです。ざっと見たところ100房はあるかなあ。

ぶどう2018年5月 (3)

ハウスの天井を這うように育っているので、梯子がないと収穫できそうにありません。・・頑張ろう。
で、我が家初、去年のブドウのお味は。

初めてのブドウ収穫2017 (2)

最高でした。
未だに品種は知りませんが、きれいな宝石のような色のマスカットタイプです。

我が家にあるブドウは1本だけなのでフルーツとして食べてしまいますが、なんとアイルランドにもワインメーカーさんがいること、ご存知ですか?

アイリッシュワイン

最も有名なのはアイルランド産ワインの先駆者ダブリン州のデイヴィッド・ルウェリン(David Llewellyn)氏。
彼によると、アイルランドの気候は少しずつ気温も上がり、近年になってブドウ栽培が可能になってきたとのことです。

アイルランドはここ3週間ほど連日快晴、気温も25度前後とこの国にとってはまさに真夏日が続いています。来週に入ってもこのお天気には特に変化がなさそうで、毎日がまるで夢のようです。14年間この国に暮らしていますが、こんなに長いこと夏日が続くのは初めての経験ではないかしら。

お天気がいいのは嬉しい、でももしかするとこれも温暖化の影響か、と思うとやはり心持ち心配になってしまいます。
デイヴィッドさんをはじめ、アイルランドのブドウ栽培農家さんたちは大喜びなのかもしれませんが・・!

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2018.06.01 14:35|豊かな暮らしを考える
自分たちで野菜を育てていると、畑仕事をしながら無意識に考えごとをしていることがよくあります。それはまるで、目の前で青々と育つ野菜たちが私に新しいことを気づかせてくれたり、教えてくれたりしているようです。
その一つが、日本でよく聞き慣れていた「特産野菜」についてです。

我が家の畑ではいろいろな野菜が育ちます。

ガーデン20176月 (2)

ジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、ニンニク、セロリ、キャベツ、カブ、ネギ、レタス、グリンピースにそら豆。

私のスーパーマーケット2016 (1)

ビニールハウスの中ではトマト、ピーマン、きゅうり、ズッキーニ、枝豆、ブドウ、イチゴ・・・。

以前不定期便の記事でイチゴについて書いたことがありました(過去の記事→「いちご食べ放題・・!」)。アイルランドではいちごと言えばウェックスフォード州産のイチゴが有名です。でも自分のところでできるイチゴは市販のウェックスフォード産のイチゴよりもずっと新鮮でずっとおいしい!わざわざ買おうとは思いません。

いちご食べ放題20156月 (13)

ニンニクは青森、落花生は千葉、さつまいもは鹿児島、ゴーヤは沖縄・・。
でも、私の実家のある横浜市でもニンニクは育つし落花生もサツマイモもゴーヤも育つ。

自分の住む地域で育つ野菜や果物を、どうしてわざわざ遠くから取り寄せて食べるのでしょう?

日本に暮らしていた頃は考えたこともなかった素朴な疑問です。

こんなことを発言したら農協の皆さんに怒られてしまうのかもしれませんが、地元で育つ野菜なら、トラックや飛行機でわざわざ運送しないほうが環境にもよく、地域にも貢献できます。

我が家は自分たちで育てていますが、近所に農家さんがいる地域であればなるべく近くで栽培している野菜を買いたいものです。

地産地消。適地適作。
自分の暮らす地域で育つ野菜を食べる。
自分の地域に残る伝統食材を食べる。
自分の地域の農家さんを支える。
自分の地域を歩く。

トウモロコシの収穫2014 (2)

こんな野菜との関係は、自分の暮らす土地を知ることにつながっていきます。
自分が毎日口にしているものがどこから来て、誰がどんな風に育てているのかが分かります。
食に対する不安や不信。ないほうがいいですよね。
さあ、今日の夕飯には何の野菜を使おうかな。

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2018.05.23 07:26|アイルランドで畑仕事
5月の気温の上昇と同時にあらゆる植物や木々が競うように芽を伸ばし、枝を伸ばしています。
私の家の回りはまるで一面緑のグラデーションのよう。美しい季節がやって来ました。

ぐんぐん育っているのは畑の野菜も同じこと、このまま夏に向けてひたすら生長あるのみです。
さて、この季節になるとちょっと嬉しい発見が畑のあちらこちらで見られます。

こぼれ種が嬉しい2016 (12)

日々大きくなるジャガイモの脇に、きれいな紫色の茎とギザギザの葉が特徴のケールの苗がいくつも。

私たちが植えたのではありません。
去年ここで育てていたケールのこぼれ種が発芽し、勝手に出てきたのです。

こぼれ種というのは、その名の通り何かの植物から種がこぼれて、それが自然に発芽し自生している時に使われる言葉です。

ビニールハウスの中では特に顕著で、実にさまざまな野菜や花がこぼれ種となって次の年に発芽してきます。

こぼれ種が嬉しい2016 (1)

こちらは、いつか不定期便でもご紹介したことのある蕎麦(そば)。(記事はこちらです→「アイルランドでも育つ、蕎麦」
花もきれいだし、畑のどこかには毎年絶やさず育っていてほしい植物です。とは言え蕎麦は繁殖力が旺盛で、適度にコントロールをしていないとビニールハウスの中では完全占拠されてしまいます。元気なのは嬉しいのですがね。

こぼれ種が嬉しい2016 (6)

毎年必ずと言っていいほど出てくるナスタシウム。鑑賞用としても人気がありますが、我が家ではナスタシウムの葉も花もサラダにして食べてしまいます。

こぼれ種が嬉しい2016 (2)

パンジーもあちらこちらから顔を覗かせてくれます。
面白いことに、私が植えた1株は黄色の花をつけていたのに、そこからこぼれた種からできた苗は花が薄紫だったりヴェルヴェットのような深い紫だったり。花の大きさにも変化があるのです。ひとつの種が持つ無限の可能性に驚かされます。

ハーブの多くも、こぼれ種で増えてくれます。

こぼれ種が嬉しい2016 (10)

パセリ。
ここ数年というもの、私がパセリの種を蒔く必要はまったくありません。こぼれ種で発芽し、生長し、花が咲いて、種ができて、これがこぼれて、翌年に発芽し、生長し・・の連続。手間要らずとはまさにこのことです。

こぼれ種が嬉しい2016 (11)

コリアンダー。
私の大好きなハーブのひとつです。あっという間に花が咲いて種になってしまいますが、数週間後には古株の横にもう新しい芽が出ている。サイクルの早い植物です。

こぼれ種で野菜が育つことが分かってからは、旬が終わってとう立ちしてしまった野菜をわざと数株残し、種を作って畑地に置いておくようなこともするようになりました。

こぼれ種が嬉しい2016 (4)

こぼれ種が嬉しい2016 (7)

これはニンジンかな~。
ニンジンの花がきれいだという話を誰からか聞いて、花を咲かせるためにハウスの中で少しだけニンジンを育てたことがあります。翌年になると、花の咲いていた場所から無数のニンジンの芽が出てきました。小さな種ですが、こちらも見事な生命力です。

こぼれ種で勝手に育ってくれる植物は、私の手で蒔くものよりも生育力が強いように思います。
自ら場所を選び、発芽に最も適した季節に、自分の力で土から出てくるからなのでしょう。この自然の力に抗えるものはほかにないようで、病気知らず害虫知らずの元気な苗が育ちます。

考えてみれば、人の手の入らない自然界というのはこぼれ種に依存しています。
一年草はみんな最後には種をつけ、その種がこぼれて発芽し、次の年に命をつなげていきます。
一年草に限ったことではありません。木もこぼれ種で芽を出し、環境が適していれば葉を増やし枝を伸ばし、大きく根を張って生長していくのです。

風が種を運ぶ。または虫や鳥、獣が種を運ぶ。種の運送屋たちも立派な仕事を任されています。
自然とは、本当にバランスよくできているものです。

これは、一体誰が運んできたのでしょう?

こぼれ種が嬉しい2016 (13)

ニンニクを植えた畑の脇で、いつの間にか大きく育っていたクレソン。
クレソンをこの畑で育てた記憶はないのですが。誰かが持って来てくれた野菜の苗の土の中にでも紛れ込んでいたのでしょうか。こちらも時折つまんでは、おいしくいただいています。

今、日本では戦後にできた「種子法」が廃止され、それに伴い種の価値が変わる事態に直面しています。
種は私の暮らしにとって身近であり、種について思うことは多々あります。またの機会に、種の話も少しずつ書いていきたいと思っています。

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アイルランドで、来週また新たな国民投票が行われます。
アイルランドの国民投票といえば、前回の同性婚合法化の是非が問われた投票がまだ記憶に新しいかもしれません。しかし今回の国民投票へ向けたキャンペーンは、前回の投票とは正直比較にならないほど切迫、緊迫しており、多くの国民が当事者意識を持って臨んでいる空気があります。アイルランド国民にとって、より身近な問題を問う投票だからです。

来週の国民投票は、現存の人工妊娠中絶禁止法の廃止をめぐる「Yes」か「No」かの投票です。

日本でも一部報道されているかもしれませんが、アイルランドの中絶禁止法の歴史と現状をかいつまんでご紹介します。

アイルランドでは、1983年にもこの法についての国民投票が実施されています。
当時の投票では、母親と(まだ生まれていない)胎児の生命は同等であり、同等の生存権を持つということを国民が認める結果となりました。80年代のアイルランドといえば今よりもずっと宗教色が強かったでしょうし、中絶を殺人とするカトリックの教えがそのまま反映された形です。

この法には例外や特例は一切明記されていませんでした。妊娠した女性は、どんな状況であれ出産しなければならない。それでも中絶を希望する女性たちが後を絶たず、彼女たちに唯一残された選択は主にイングランドなど海外に渡航し中絶手術を受けることでした。今現在でも、こうした女性が年間数千人はいるとされています。

中絶禁止法首相
(廃止派のキャンペーンをするヴァラッカー首相)

これが2013年、初めて人工妊娠中絶の一部が合法化されました。
きっかけは、ある一人の女性の死でした。
ゴールウェイ在住でインド出身のサヴィータさんの妊娠は、死との向かい合わせでした。流産しかかっているとして医師に中絶を求めたサヴィータさんとそのパートナーはこれを拒否され、サヴィータさんはその後敗血症により死亡したのです。
これを機に、母体の命が危険な状態にある場合に限り、人工妊娠中絶を認める法案が可決されました。
たった5年前のことです。

妊娠する女性たちの中には、非常に難しい状況に置かれた人たちも少なくありません。例えば性犯罪被害により妊娠を余儀なくされる女性。また検査の結果明らかに胎児に異常が見られ、生まれても生存する可能性が低いと告げられた女性。こうしたケースでも、中絶という選択が認められていないのが今の中絶禁止法です。

今回の新法案では、希望があれば妊娠12週目までの中絶を無条件に認め、特別な場合に限っては12週目以後も可能とする、としています。つまり、望まない妊娠であれば誰でも中絶手術を国内で受けられるようになるわけです。

中絶禁止法廃止派

日本をはじめ多くの国、ヨーロッパ諸国でも中絶は認められ「産むか産まないか」という選択はその女性の判断にゆだねられています。
産むのはその女性なのだからそんなの当たり前だ、と言ってしまえばその通りかもしれません。母体は彼女のものであるし、彼女が妊娠をし出産をするのだから、当然ではないか。
女性たち各々の決定を国が信頼し、尊重する社会として中絶を認めるべきであるというのが廃止派(Yes派)の主張です。

一方で維持派(No派)は、お腹の中のもの言わぬ胎児の生きる権利を訴えます。女性の権利という名のもとに、生まれてくる子どもの権利を奪うことは間違っている。
いかなる理由により、この世に生まれてくるはずの新しい命を絶つこと。カトリックの国だからという宗教の話ではなく人間の倫理として、これはしていいことなのでしょうか。仕方がないと諦めていい事柄なのでしょうか。

中絶禁止法維持派

いろいろ調べてみると、今でも中絶を禁止している国というのはアイルランドに限らず世界にいくつもあるのですね。法整備が進んだのも近年に入ってからの国が多く、全面的には禁止をうたっても数々の例外を認めるなど、どの国も慎重に扱っていることがうかがえます。

10代で妊娠し、望まない妊娠ではあったけれど出産して育て、苦労もしたけれど産んでよかった、育ててよかった、という人を知っています。
涙の中、イングランドに渡り中絶手術を受け、孤独で悲しく心の傷は負ったけれど、あの時の決心に悔いはないという人も知っています。
どちらのストーリーも分かる。
どちらに投票したとしても、必ず誰かが置き去りにになる。正解のない、非常に悩ましい選択です。

アイルランドという国が、この国の社会として生命をどうとらえるのか。
そして、女性の権利とは何なのか。

中絶が国内で可能になれば、今よりも中絶する女性が増えるのは目に見えています。
命がないがしろにされる社会は嫌です。女性が負担を強いられる社会も嫌です。

難題を突き付けられ、投票1週間前となった今でも葛藤の中にいる国民は多いのではないでしょうか。

投票は来週の金曜日。
一体どんな結果が待ち受けているのでしょう。アイルランド社会は変わるのでしょうか。
息を呑みながら見守っています。

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望月えりか

Author:望月えりか
ウェブサイト「アイルランド田舎生活」のブログ版、日々の暮らしの様子をエッセイにしてお届けしています。
2004年よりアイルランド人の夫、一姫二太郎と4人でアイルランド西部の小さな村に暮らしています。
アイルランドの自然と伝統音楽に囲まれながらオーガニックな野菜作りと食生活、農家さんの羊毛で糸紡ぎ。アイルランド伝統音楽プロジェクト「ブラックバードミュージック」運営。フィドルを弾いたりフルートを吹いたり。
新聞、雑誌等プレスへの寄稿文依頼はirishcountrylife@gmail.comまでお問い合わせください。

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